日経平均は一時、26,500円台まで下げましたが、
底堅い動きを見せ、26,900円台で引けました。
先週比マイナスではありますが、陽線ではありますので、
明日以降の動きにも期待。
ただ、ウクライナ・ロシアの動き次第で
大きく変わってくるのではないでしょうか。
そんななか、リスク回避/インフレ懸念もあり
「1年半ぶり円建て金先物が史上最高値」、
というニュースも出ています。
日経新聞より.2022年2月21日
分散投資が大事ですね。
それでは、今日の日本株銘柄紹介です。
前場
〇6594 ファナック
- 電気機器
- 四季報予想営業利益強気
- 四季報前号比減額
- 予想PER:28.9
- PBR:3.09
- 予想配当利回り:2.07
- Google Finance
特色
工作機械用NC(数値制御)装置世界首位。
産業用ロボや小型マシニングセンタも。
配当性向60%
増益幅縮小
ロボットはEVなど自動車関連が大幅拡大。
FAは中国軸にNC装置の需要急増でも、
部材調達難で想定以下。
前号比で営業増益幅縮小。
23年3月期もFA,ロボットの需要旺盛。
部材不足が緩和。
対応
半導体など不足する部材は
代替え品活用や設計変更で対応続ける。
アーム動作範囲が広い大型ロボットを
21年12月から量産。
EV用バッテリー等での
需要を見込む。
✕6753 シャープ
- 電気機器
- 四季報予想_前号並み
- 予想PER:9.9
- PBR:2.18
- 予想配当利回り:2.22%
- Google Finance
特色
電機大手。
テレビ、液晶パネル、白物家電など展開。
16年8月、台湾・鴻海精密工業の子会社に。
続伸
通信機器は半導体など部材価格高騰が直撃。
ただ、家電は北米で調理関連が伸長。
液晶も好採算の車載やPC向けの比率増加が寄与。
複合機も復調続く。
営業益続伸。
再参入
一般消費者向けテレビ販売では、
撤退していた米国市場に22年春に再参入。
大型・高画質など高級品を軸に復権狙う。
ミニLEDテレビ新製品は21年12月発売。
今日のシャープは
取引開始から窓を大きく空けて、
昨年来安値を更新し10%超下落。
経営不振の元凶ともなった液晶パネル製造の
堺ディスプレイプロダクト(堺市堺区)の
子会社化(復帰)に向けた協議開始、
というニュースが嫌気されたようです。
シャープの製品自体は間違いなく、
いいものだと思うので、今後どうなるのか見守りたいです。
後場
〇8306 三菱UFJ
- 銀行
- 四季報前号比_増額
- 予想PER:7.7
PBR:0.46
予想配当利回り:4.41% - Google Finance
特色
国内最大の民間金融グループ。
銀行、信託、証券、カード、リース等。
米州・アジアでの展開進む。
最高益
債券売却益は減。
貸出残高は反動減。
ただ、利ザヤ改善で資金利益堅調。
資産運用軸に手数料は伸長。
与信費用想定以下。
持分法モルスタ好調で、
経常益上振れ。
増配。
23年3月期は手数料堅調だが、
与信費用増も。
譲渡
22年前半めどに米ユニオンバンクを
米USバンコープに売却。
うち法人部門は売却せずに、
法人注力を継続。
資産形成アプリを21年12月に開始するなど、
DX化加速。
✕6981 村田製作所
- 電気機器
- 四季報予想_前号並み
- 予想PER:20.4
PBR:2.72
予想配当利回り:1.37% - Google Finance
特色
電子部品大手。
世界トップのセラミックコンデンサーが主柱。
原料からのセラミック技術に強み。
連続最高益
電圧製品はIoT機器向け拡大。
柱のコンデンサーも家電やPC向けが
在宅需要継続で堅調増。
車載向けは高原状態。
前号比で営業益はやや増額。
連続増配。
23年3月期はモジュールが採用増で伸長。
再エネ導入で積極化などで
脱炭素を求める顧客を取り込み、競争優位確保。
25年3月期に売上2兆円、
営業利益率20パーセント以上を目指す新中計画発表。
センサーなどの車載がカギ。
日々いろいろな企業ニュースが出ています。
正直知らない企業もあり、勉強が大事だなと思っています!
明日もいい日でありますように。
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