前場
〇8306三菱UFJ
- 銀行
- 四季報前号比_増額
- 予想PER:7.7
PBR:0.46
予想配当利回り:4.41%
特色
国内最大の民間金融グループ。
銀行、信託、証券、カード、リース等。
米州・アジアでの展開進む。
最高益
債券売却益は減。
貸出残高は反動減。
ただ、利ザヤ改善で資金利益堅調。
資産運用軸に手数料は伸長。
与信費用想定以下。
持分法モルスタ好調で、
経常益上振れ。
増配。
23年3月期は手数料堅調だが、
与信費用増も。
譲渡
22年前半めどに米ユニオンバンクを
米USバンコープに売却。
うち法人部門は売却せずに、
法人注力を継続。
資産形成アプリを21年12月に開始するなど、
DX化加速。
✕6674ジーエス・ユアサコーポレーション
※バツにするほどではないけども、とのこと
- 電気機器
- 四季報前号比_減額
- 予想PER:18.1
PBR:0.99
予想配当利回り:2.02%
特色
車載用鉛電池、産業用電池電源が主力
鉛蓄電池で世界2位
リチウムイオン電池の育成注力
下振れ
産業用電池は需要の回復が本格化。
車載用リチウムイオン電池は
新車向け数量増で通期は黒字化。
ただ、柱の車載用鉛電池は
想定超の鉛価格高騰が直撃。
前号比営業益減額。
23年3月期は鉛電池の販売価格是正が進む。
補機用
車載用鉛電池はEVが拡大する日中欧市場で
補機用の需要の取り込みを図る。
全個体電池では耐水性など優れた
窒素含有硫化物固体電解質を開発し、
実用化に近づく。
後場
✕6976太陽誘電
- 電気機器
- 四季報予想_前号並み
- 予想PER:47.6
PBR:3.14
予想配当利回り:1.19%
特色
セラミックコンデンサー世界上位。
インダクター併営。
10年に買収の通信フィルターが第3の柱。
最高益
柱のコンデンサーは好採算の
車載向けが伸長。
インダクターも通信機器向け軸に拡大。
原材料高騰などコスト増が想定下回り、
前号から営業益はやや増額。
増配。
23年3月期は車載向けで
採算数が拡大し堅調。
集中
無線モジュールの事業を
加賀電子のグループ会社に
22年1月譲渡予定。
電子部品事業に経営資源集中。
21年9月頭に稼働再制限した
マレーシア工場は正常化。
〇7011三菱重工業
- 機械
- 四季報前号比_増額
- 予想PER:9.5
PBR:0.69
予想配当利回り:3.18%
特色
タービン、航空、防衛、造船手掛ける総合重機。
ターボ、フォークリフトで世界的。
小型機は凍結。
上振れ
航空機は機体がボーイングの
減産が痛手で悪化が続く。
が、製鉄機械、ターボ、運搬機械が改善。
小型機開発極小化に加え、
資産売却で前号比増益幅拡大。
23年3月期は航空機がやや改善。
脱炭素
二酸化炭素の回収・貯留技術を強化。
海外の実証増やし、
サプライチェーン構築へ日本IBMと協業。
水素技術と合わせ40年の
カーボンニュートラルを宣言。