日本株銘柄紹介
前場
〇8306 三菱UFJ
特色
- 銀行
- 四季報前号比_増額
- 予想PER:7.7
- PBR:0.46
- 予想配当利回り:4.41%
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国内最大の民間金融グループ。
銀行、信託、証券、カード、リース等。
米州・アジアでの展開進む。
最高益
債券売却益は減。
貸出残高は反動減。
ただ、利ザヤ改善で資金利益堅調。
資産運用軸に手数料は伸長。
与信費用想定以下。
持分法モルスタ好調で、
経常益上振れ。
増配。
23年3月期は手数料堅調だが、
与信費用増も。
譲渡
22年前半めどに米ユニオンバンクを
米USバンコープに売却。
うち法人部門は売却せずに、
法人注力を継続。
資産形成アプリを21年12月に開始するなど、
DX化加速。
PER/PBRともに割安。
配当も4%超えの高配当銘柄。
1株も個人投資家に買いやすい金額で、
3大メガバンクの一角。
永久保有銘柄の一つではないでしょうか。
定期的に買い増したいですね。
〇8035 東京エレクトロン
特色
- 電気機器
- 四季報予想_前号並み
- 予想PER:24.2
- PBR:8.26
- 予想配当利回り:2.06
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半導体製造装置で世界4位。
コータデベロッパー、エッチング装置、
成膜装置など前工程に強み。
快走
柱の半導体制動装置は
ロジック・ファウンドリー向け中心に右肩上がり。
最先端の高付加価値品増。
顧客の高稼働で消耗品や改造も好伸。
大幅営業増益。
23年3月期は半導体生産への投資需要なお増勢。
次の一手
オランダのASML(半導体製造装置メーカー。半導体露光装置を販売する世界最大の会社)の
次世代EUV露光装置と一体で使う、
塗布現像装置を22年前半に初納入。
工場責任者を集めた専門部署を21年10月設置、
部材の長期安定調達等を図る。
後場
〇4063 信越化学工業
特色
- 科学
- 四季報前号比_増額
- 四季報予想_営業利益強気
- 予想PER: 17.7
- PBR: 2.27
- 予想配当利回り:1.50%
- GoogleFinance
塩化ビニル樹脂、半導体シリコンウエハで世界首位。
ケイ素樹脂、フォトレジスト等も。好財務。
独自再増額
塩ビは米国住宅向け軸に需要旺盛、
継続的値上げで劇的に採算向上。
半導体ウェハも逐次増産で数量増。
ケイ素樹脂は車載など各用途で堅調。
船賃等の高騰を吸収。
営業益独自再増額。
増配上乗せ期待。
23年3月期は塩ビ堅調、
ウエハ価格は上昇。
半導体
ウエハは長期契約更改で
来季から価格上昇基調へ、
建屋新設含め増産進める。
塩ビは米インフラ投資法設立が
追い風。
×5021 コスモエネルギーホールディングス
特色
- 石油・石炭製品
- 四季報前号比_増額
- 予想PER:2.1
- PBR:0.54
- 予想配当利回り:4.19%
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石油元売り大手を傘下に置く持ち株会社。
アブダビ政府系が筆頭株主で、
上流の石油開発に強み
上振れ
柱の石油精製は安定操業。
マージンは高水準。
石油化学もベンゼン市場改善。
石油開発は想定超の油価上昇が追い風。
在庫評価益も増加し、
前号比営業益拡大。
増配。
23年3月期は油価下落に伴い反落。
風力
再エネ事業に注力、
福島県などで陸上風力案件を開発中。
30年度までに運転開始予定。
資本提携中のキグナス石油に対し、
燃料供給を継続。
提携深化も検討。