前場
◯9433KDDI
- 予想PER: 12.0
- PBR: 1.60
- 予想配当利回り:3.57%
特色
総合通信大手。
携帯、光回線を展開。
物販など非通信を伸ばしライフデザイン企業への脱皮を模索中。
堅調
通信はauからpovoなど廉価プランへ移行響く。が、
住宅ローンなど堅調な金融や、
旺盛なDX化需要を受け法人事業が補う。
営業益は着実に増。連続増配。
23年3月期は非通信の拡大続き、増益基調。
大台
povo契約者数100万人超え。
買い物時にデータ容量がたまる新施策のギガ活は
若者等の支持拡大を狙う。
au経済圏サービス利用でじぶん銀行の金利優遇を開始。
✕9984ソフトバンクG
- 予想PER: 8.8
- PBR: 1.14
- 予想配当利回り:0.66%
特色
孫正義氏創業。
参加に十兆円ファンド、
携帯子会社、持分法に中国アリババ。
上場株投資運用も。
評価益減
国内通信堅調。
ビジョンファンドは下期中心に複数上場。ただ、
中国各社評価減が打撃、
投資先の評価益が急減。
前記のスプリント支配喪失益は消える。
23年3月期はファンド投資先の上場増、評価益増。
日本投資
ビジョンファンド2号が21年10月に
国内創薬ベンチャー投資、日本初案件。
継続的に投資拡大方針。
22年11月まで上限2,5億株、1兆円の自己株を買い実施。
後場
◯2002日清製粉グループ
- 予想PER: 26.5
- PBR: 1.18
- 予想配当利回り:2.27%
特色
製粉で圧倒的トップ。
食品もパスタ類強く、大手級。
エンジニアリング展開、
海外M&A積極化。
連続増配
収益認識基準適用で売上600億円目減り。
業務用製粉が米国好調。
国内加工食品子会社の商号変更費増こなし営業益復調。
記念配落とすが増配。
23年3月期は製粉が好調。
加工食品も利益戻る。
臨海
内陸部にある岡山、坂出で工場を臨海部の水島新工場に集約。
25年5月稼働、運送費軽減狙う。
22年1月、国内加工食品ブランドを日清製粉ウェルナに統合。
✕5631日本製鋼所
- 機械
- 四季報予想_前号並み
- 予想PER:23.3 PBR:1.85 予想配当利回り:1.24%
特色
火力・原子力向け鋳鍛鋼で世界大手。
利益柱は樹脂製造・加工装置など産業機械にシフト。
好転
好採算のセパレーターフィルム装置回復。
成形機引き合い強く、クラッド鋼管の不調をカバー。
棚卸評価損減り営業益好転。増配。
23年3月期は受注残豊富。
フィルム装置、形成機とも引き合い続き活発。
再構築
需要後退で天然ガス向けクラッド鋼管事業を縮小、
用途広いクラッド鋼板に特化。
フィルム製造装置はEV向け需要増見据え、
25年までの増産計画倍増で対応。