前場
〇7974任天堂
- その他製品
- 四季報予想_営業利益強気
- 四季報前号比_減額
- PER:15.2
- PBR:3.32
- 配当利回り:3.22
特色
ゲーム機ハード、ソフトで総合首位。
海外シェアも高い。
ドル建て資産多く、期末為替で経常益変動。
反落
ソフトは新作定番タイトルが好調。
一部旧作も人気続く。が、
ハードは半導体不足が響く。
四季報前号比で営業減益幅はやや拡大。
営業外に持分益。
23年3月期はソフトが堅調も半導体不足が足引き連続減益。
追加配信
「あつ森」は有料追加コンテンツを配信。
離脱したユーザーを呼び戻す狙いもある。
22年末、大坂に直営オフィシャルショップオープン。
自社IP展開積極的。
✕6866日置電機
- 電気機器
- 四季報前号比_減額
- 四季報予想_営業利益強気
- 予想PER: 28.6
PBR: 4.56
予想配当利回り:1.75%
特色
各種テスラ―など電気測定器の中堅メーカー。
電子測定器、現場測定機に注力。
アジア展開強化。
最高益
受注高水準。
だが部品不足で電子測定器想定下回り、
営業益下振れ。
普通配当性向40パーセントに記念配30円。
22年12月期は脱炭素化でEVバッテリー、電子部品計測が拡大。
電池材料分野も開拓。
営業増益。
戦略機種
EV電源等を高精度計測する世界最高クラスのパワーアナライザーを
21年末に発売、フラッグシップに。
現場測定器の工場移転と電子測定器の生産体制拡充を急ぐ。
後場
〇3382セブン&アイホールディングス
- 小売業
- 四季報予想_前号並み
- 予想PER:22.4
- PBR:1.49
- 予想配当利回り:2.08%
特色
国内2位の流通グループ。
コンビニを核に総合スーパー、百貨店、外食、セブン銀行など展開。
上向く
米コンビニ買収で売り上げ2兆円。
営業益200億円弱乗る。
国内コンビニは店舗純増145億(前期212)、
既存店客数回復。
買収費用重いが営業益反発。特損減。
23年2月期も国内コンビニ戻り続く。
一元化
新子会社を設立し、日米FC本部で各々管理していた
アメリカ以外の海外コンビ二展開を一括管理。
AIでの発注効率化やセルフレジ導入店を拡大し、
運営効率化を狙う。
✕8035東京エレクトロン
- 電気機器
- 四季報予想_前号並み
- 予想PER:24.2
- PBR:8.26
- 予想配当利回り:2.06
特色
半導体製造装置で世界4位。
コータデベロッパー、エッチング装置、
成膜装置など前工程に強み。
快走
柱の半導体制動装置は
ロジック・ファウンドリー向け中心に右肩上がり。
最先端の高付加価値品増。
顧客の高稼働で消耗品や改造も好伸。
大幅営業増益。
23年3月期は半導体生産への投資需要なお増勢。
次の一手
オランダのASML(半導体製造装置メーカー。半導体露光装置を販売する世界最大の会社)の
次世代EUV露光装置と一体で使う、
塗布現像装置を22年前半に初納入。
工場責任者を集めた専門部署を21年10月設置、
部材の長期安定調達等を図る。