前場
✕6098リクルートホールディングス
- サービス
- 四季報前号比_増額
- 予想PER:42.5
PBR:9.19
予想配当利回り:0.30%
特色
求人情報検索エンジン「インディード」、
生活情報分野の販促・人材メディア、
人材派遣の3本柱
再増額
販促メディアは飲食、旅行などの
戻りが限定的。
インディードが欧米の採用加熱で
想定超。
宣伝費等積み増しても前号より、
営業増益幅はさらに拡大。
23年3月期は欧米の採用競争の
鎮静化前提に小幅減益。
インディードは柱の広告に加え
Web面接機能等を強化、
採用プロセスを簡便化。
店舗向け決済サービス「エアペイ」は
レジ、シフト管理など多機能と併用促進。
◯6273SMC
- 機械
- 四季報前号比_増額
- 予想PER:30.7
PBR:3.46
予想配当利回り:0.79%
特色
FA空圧制御機器で世界首位。
国内シェア6割、海外3割強。
顧客の業種は幅広く収益基盤は厚い。
再増額
空圧制御機器は、
期初に中国の半導体関連が急増。
EVなど自動車、工作機械向けも回復。
下期に部材調達難や物流費高騰の影響があるが、
操業度上昇効果が想定以上。
円安が追い風。
四季報前号から営業増益幅が拡大。
23年3月期は半導体関連の好調続く。
21年8月稼働の中国:天津新工場は立ち上がり順調。
中国の需要急増に対応。
半導体向けは製品ラインナップの充実性を訴求。
後場
✕8725 MS&ADインシュアランスグループホールディングス
- 保険
- 四季報予想_前号並み
- 予想PER:8.3
PBR:0.58
予想配当利回り:4.79%
特色
損保首位級。
傘下に三井住友海上、あいおいニッセイ同和。
生保育成、アジア軸に欧米も拡大。
最高益
正味収入保険料は国内堅調も
海外が想定以下で増収幅縮小。
国内の利配収入が増加、
海外は資産運用好転。
自然災害の保険金額増でも最高益更新。
連続増配。
23年3月期は国内外の正味収入保険料が拡大。
正味収入保険料 MS&ADホールディングスより
以下の①~④の差引合計であり、損害保険における収入を端的に示す項目です。(積立保険料を除きます)
①元受保険料
-) ②出再保険料
+) ③受再保険料
-) ④再々保険料
⑤正味収入保険料(損益計算書表示項目)
開発
ドラレコ映像から道路の損傷をAIで検出し、
地図上に可視化するサービスを
自治体等へ販売開始。
ベトナムで健康増進型保険の開発に着手、
22年度販売計画。
配当情報
予想配当利回りは4.79%と、
高配当銘柄といっていいでしょう。
MS&ADホールディングスは、株主還元方針として
「グループ修正利益の40%~60%を目処に、
株主配当および自己株式の取得によって、
株主還元を行う。」としています。
2021年度の中間配当金(9月)は82.5円、
期末配当金(3月)は82.5円(予想)とし、
1株当たり配当金は165円(予想)で、
前年比10円増配(中間:75円、期末:80円)。
予想通りなら9期連続増配となります。
上記の通り、PER,PBRどちらも割安ですね。
〇4324電通グループ
- サービス
- 四季報前号比_増額
- 予想PER:9.1
PBR:1.23
予想配当利回り:2.93%
特色
広告代理店国内首位。
世界大手。
13年にイギリスイージス買収で海外拡大。
20年1月に持ち株会社に移行
営業益反落
国内外でテレビ・ネット広告が想定上回る好調。
営業費抑制もあり、
前号から営業益増額。
22年12月期もテレビ・ネットを軸に
国内外の広告堅調。
デジタル案件増加。
ただ、本社など不動産売却益剝落。
M&A
資本提携先のセプテーニHDを子会社化し、
大手得意先のネット広告運用で協業強化。
国内バックオフィス業務を
22年1月設立の新会社に集約、
人件費節減へ。