今日は、ウクライナの地政学リスクで市場動揺、
ということで、日経平均、TOPIX、マザーズと
そろって下落しましたね。
マザーズ指数 週足
マザーズさんの下げがすごい。。
コロナショックにはまだだけど、
日経平均のコロナショック時と比べると
今の下がりは厳しいですね。。
前場
〇1605 INPEX
- 鉱業
- 四季報前号比_増額
- 予想PER:7.2
- PBR:0.47
- 予想配当利回り:4.11%
特色
原油・ガス開発生産国内最大手。
政府が黄金株保有。豪州でLNG案件(イクシス)を操業。
小幅減益
柱のイクシスは上期定修で原油・ガス生産量が減。
が、想定超の原油価格上昇を満喫。
四季報前号比で営業益増額。
22年12月期はイクシスが安定操業し、原油・ガス生産量は順調。
油価下落前提に小幅減益。
環境債
100億円を発行、風力や地熱発電の開発などに充当。
諾威の油ガス権益に参画へ。
22年1月末までに上限8,000万株・700億円で自己株買い。
✕6981 村田製作所
- 電気機器
- 四季報予想_前号並み
- 予想PER:20.4
PBR:2.72
予想配当利回り:1.37%
特色
電子部品大手。
世界トップのセラミックコンデンサーが主柱。
原料からのセラミック技術に強み。
連続最高益
電圧製品はIoT機器向け拡大。
柱のコンデンサーも家電やPC向けが
在宅需要継続で堅調増。
車載向けは高原状態。
前号比で営業益はやや増額。
連続増配。
23年3月期はモジュールが採用増で伸長。
再エネ導入で積極化などで
脱炭素を求める顧客を取り込み、競争優位確保。
25年3月期に売上2兆円、
営業利益率20パーセント以上を目指す新中計画発表。
センサーなどの車載がカギ。
後場
〇8031三井物産
- 卸売業
- 四季報予想_前号並み
- 予想PER:6.2
- PBR:0.94
- 予想配当利回り:3.45%
特色:
三井グループ中核の総合商社。
鉄鉱石、原油の生産権益量は商社ダントツ。
インフラ等にも強み。
最高益更新
金属は鉄鉱石で市場高恩恵。
エネルギーも油価高追い風。
機械、インフラは車関係が想定超。
医療機器関連株売却も上乗せ。
純益上振れ。増配幅上乗せも。
23年3月期は資源高の一服見込み純減益。
果実化
ヘルスケアのPHCホールディングス株の
持ち株一部を約85億円で売却。
三井石油開発に追加出資。
AI創薬支援企業を設立、
子会社の三井情報と連携図る。
月足
上場来高値の3,180 (07/10/29)まで、
もう少しですね。
ちなみに、5大商社で2022年に上場来高値を更新してないのは、
三井物産と住友商事です。
三菱商事、伊藤忠商事、丸紅は2022.2月に上場来高値を
更新しています。
つまり、三井物産と住友商事は
株価上昇の余地がまだまだあると思います!
いづれの商社もPER,PBEともに割安で
配当もいいので長期投資向きですねw
参考:8053住友商事
22.2/14日 株価:1,884.5
上場来高値:2,445(07/07月)
まだまだ上昇の余地がありますね!
※それにしても、神様ウォーレン・バフェット氏は
すごいですね。。
2020年8月に5大商社株を取得してますからね。。
平均で20%以上上昇して、配当金もあるわけですから。
流石投資の神様(´っ・ω・)っ
✕6861キーエンス
- 電気機器
- 四季報予想_前号並み
- 予想PER:60.3
PBR: 8.60
予想配当利回り:0.28%
特色
FAセンサーなど検出・計測制御機器大手。
生産は国内工場軸に外注。
持分にジャストシステム。
小幅増額
FAセンサーは食品や医薬向け堅調増。
柱の自動車向けも国内外で需要の回復が続き、
数量増想定超。
半導体向けも業界活況を追い風に急伸。
前号比営業益小幅増額。
23年3月期は自動車向けの伸長が寄与。
データ分析
当社ノウハウを応用した事業改善用データ分析ソフトは、
当社名を前面に出したセミナーを積極開催し、
販促強化。
部材や製品の在庫水準引き上げを継続。
キーエンスは高PBRという事で
海外投資家に売られたそうです。。
ちなみに、キーエンスの2021年度の平均年収(給与)は
1752万円だそうです。。すごい会社ですね。
明日はいい日になるといいですね🐼
参考資料:会社四季報 2022年 1集 新春号