前場
〇6770アルプスアルパイン
- 電気機器
- 四季報予想_前号並み
- 予想PER:17.6
PBR:0.66
予想配当利回り:1.81%
特色
電子部品のアルプス電気と、
車載情報機器のアルパインが再統合。
売上高の6割が自動車関連。
上向く
車載情報機器は半導体不足や顧客企業の減産が直撃で
台数想定以下。
ただ、電子部品は車載用が採用拡大。
スマホ用は北米向けで堅調増。
構造改革効果発現もあり、
償却増こなし営業益反発。
特別損失は減る。
23年3月期は車載機器の復調で営業増益。
高精度
古野電機と車載向けでは世界初となる、
補正情報なしで誤差50センチの高精度即位ができる
モジュールを開発。23年量産開始。
✕6645オムロン
- 電気機器
- 四季報前号比_増額
- 予想PER: 34.1
PBR: 3.52
予想配当利回り:0.83%
特色
感知・制御技術が基盤
稼ぎ頭は制御機器。
リレー等電子部品や鉄道システム、ヘルスケアも展開
絶好調
社会システムは鉄道向け低迷。
ただヘルスケアは血圧計が台数増想定超。
制御機器もEVや半導体業界の投資拡大寄与で急伸。
前号比営業益増額。増配幅拡大。
23年3月期は制御機器の需要拡大が続く。
出資
協調ロボット分野で世界2位の台湾・テックマン社に
21年12月出資予定。
FA分野の製品群拡大図る。
遠隔診療サービスは現地企業への出資が通じ、
ブラジル進出。
後場
〇9104商船三井 (+9.59%)
- 海運
- 四季報前号比_増額
- 予想PER: 1.6
PBR: 0.90
予想配当利回り:12.21%
特色
海運大手。鉄鉱石船、タンカー、LNG船中心に
不定期船に強い。
コンテナ船は18年4月事業統合。
大幅増配
下期も鉄鋼原料などバラ積み船が堅調。
タンカーの不振をカバー。
持分法のコンテナ船は需要がひっ迫続き、
運賃高水準。
純益再増額。
14年ぶり最高益。大幅増配。
23年3月期は持分コンテナ船が一服も。
着手
アンモニアを燃料とした大型アンモニア輸送船の開発に着手。
船舶の脱炭素化に本腰。
非海開業の強化を狙い、ダイビル、宇徳をTOBにより
完全子会社化へ。
〇3382セブン&アイホールディングス
- 小売業
- 四季報予想_前号並み
- 予想PER:22.4
- PBR:1.49
- 予想配当利回り:2.08%
特色
国内2位の流通グループ。
コンビニを核に総合スーパー、百貨店、外食、セブン銀行など展開。
上向く
米コンビニ買収で売り上げ2兆円。
営業益200億円弱乗る。
国内コンビニは店舗純増145億(前期212)、
既存店客数回復。
買収費用重いが営業益反発。特損減。
23年2月期も国内コンビニ戻り続く。
一元化
新子会社を設立し、日米FC本部で各々管理していた
アメリカ以外の海外コンビ二展開を一括管理。
AIでの発注効率化やセルフレジ導入店を拡大し、
運営効率化を狙う。