今回は私がおすすめする、
バンガード社の優良ETFの「VIG」について
VOOと比較しながら解説させて頂ければと思います。
バンガード社
バンガード(Vanguard)…
本社はアメリカにある、
運用総資産約600兆円の世界最大規模の資産運用会社。
※世界3大投資運用会社
- ブラックロック(BlackRock)
- バンガード(Vanguard)
- ステートストリート(StateStreet)
ETF とは
ETF…
Exchange Traded Fund」の略で日本語では上場投資信託。
特定の指数(例:日経平均株価、S&P500など)に
連動する運用成果をめざしたインデックスファンド。
投資信託とは違い、
株のようにリアルタイムに取引ができ、
低コストで運用できる事が利点です。
VIG について
VIG…
Vanguard Dividend Appreciation ETF(ティッカー:VIG)
10年以上連続して増配を続けている
米国株で構成(除くREIT)されているETF。
連続増配できるという事で企業体力もあり
ディフェンシブなETFといえるでしょう
※増配ではあるが、高配当ではないのでご注意を。
組入れ株式数
267銘柄
これだけの銘柄数で構成されていますので、
分散効果もあります。
経費率
0.06%
他の優良なETFと遜色ない経費率の低さ。
低コストで運用できますね。
VOO経費率⇒0.03%
※流石に人気のVOOは安いですね
直近配当利回り
1.92%(決算4回/年)
⇒VOO直近配当利回り⇒1.51%
他情報 ( 2022.1月)
- VIG:資産総額 64.761(十億 USD)
- VOO:資産総額 264.628(十億 USD)
- VIG:52週レンジ 136.02 – 172.87
- VOO:52週レンジ 341.40 – 441.26
- VIG:5年トータルリターン15.20%
- VOO:5年トータルリターン16.14%
組み入れ上位銘柄
上位10銘柄(純資産合計の約31%) 21.12/31時点
ティッカー:企業 | ファンドの割合 | 増配年数 | セクター |
---|---|---|---|
MSFT:マイクロソフト | 4.83 | 16 | 情報技術 |
UNH:ユナイテッドヘルス・グループ | 3.77 | 12 | ヘルスケア |
JNJ:ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J) | 3.58 | 59 | ヘルスケア |
HD:ホーム・デポ | 3.48 | 12 | 一般消費財 |
JPM:JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー | 3.32 | 11 | 金融 |
PG:プロクター・アンド・ギャンブル(P&G) | 3.17 | 65 | 生活必需品 |
V:ビザ | 2.77 | 13 | 情報技術 |
AVGO:ブロードコム | 2.16 | 10 | 情報技術 |
ACN:アクセンチュア | 2.08 | 12 | 情報技術 |
COST:コストコホールセール | 1.99 | 18 | 生活必需品 |
セクター別比率
- 一般消費財・サービス:22.7%
- 資本財・サービス:20.0%
- ヘルスケア:15.4%
- テクノロジー:12.9%
- 生活必需品:9.5%
- 金融:7.9%
- 公共事業:5.4%
- 通信サービス:3.0%
- 素材:2.8%
一般消費財、生活必需品、資本財、ヘルスケアの
割合が高い事で、
暴落時にも耐えてくれそうですね。
VOOとのパフォーマンス比較
VGI:オレンジ VOO:ブルー
過去5年間のVOOとの比較です。
VIG:84.92% VOO:92.87%
パフォーマンスはVOOの方がいいですね。
ですが、2020年3月のコロナショック時の下落幅は
VOOの方が大きく、
VIGの方がディフェンシブだと言えそうです。
ディフェンシブといっても、
上記でも記載しましたが、
連続増配できるという事で、
右肩上がりの株価の企業の構成だと言えるでしょう。
まとめ
よかったらご検討ください🐼