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企業分析

企業分析 (3626)TIS株式会社

四季報プロ2021秋号を読んで、注目企業を分析したいと思います!

(3626) TIS株式会社 /情報・通信業 

TVCMで、川口春奈さん、古田新太さん、千葉雄大さんが出演されていますね。どんな会社か気になっていたので企業のことを調べてCMを見るとまた印象がちがいますね。

・クレジットカードなど金融系に強く、24年3月までの中期契約ではAIや強みの決済技術を生かしてDX需要取り込み、顧客企業との事業創出やコンサル機能を拡充する。22年3月期営業益は前年比6%増の485億円を見込む。

・独立系SI(システムインテグレーション)※1大手

・テレワークや営業活動のオンライン化など企業のDX需要が継続。基幹システムなどのIT投資意欲も堅調で、連続増収増益に向けて事業環境は良好。DXの追い風を得て、事業基盤の強化を進める。

また、世界展開をにらみシンガポールに本社を置く東南アジアの配車最大手、グラブと資本業務提携を発表し、TISの金融・決済システムの開発ノウハウなどを生かし、グラブの東南アジアでのモバイル決済サービスの利便性向上を目指す。また東南アジアや日本でのモバイル決済の基盤強化や、新たな決済技術の開発でも協力する。

さらに、21.11/24日に株式会社UPDATERと脱炭素社会の実現を目指すため、資本・業務提携したことを発表した。

「TISとUPDATERは、両社の強みである「エネルギー業界で培った知見に基づいてシステム・サービスを提供する力」「再エネ事業における知見」「ブロックチェーンを活用したP2P電力トラッキングシステム」や、顧客基盤やチャネルを通じ、更なる再エネの普及・脱炭素社会の実現に向けた以下の取り組み、サービスを展開していきます。」との事で、今後の展開にも期待大。

2021/11/25日株価

ちなみに、自己資本比率は62%あります。全く問題ないですね。株価、売上高等々、右肩上がりで順調に見えます。※グラフは同社HPより https://www.tis.co.jp/ir/finance/financial_information/#gyouseki2

四季報プロ2021秋では、AI、RPA※2、DX、量子コンピュータ、IoT、MaaS※3、ブロックチェーン、ビッグデータ、キャッシュレス、など12の項目で名前が挙がっていました。四季報で一番注目の企業と言っていいのではないでしょうか。

短期ではなく、長期目線で買い増していこうと思います!

■注釈

※1.SI(システムインテグレーション) System Integration:SI)とは、企業の情報システム(Information System:IS)の構築を請け負うITサービス(ITコンサルティング、ITソリューション)を指す。顧客であるユーザー企業に問題解決のためのITコンサルティングを実施し、要件定義や設計、開発、保守運用を行う。またSI事業者をシステムインテグレーター(SIer)と呼ぶ。※Wikipedia

※2.RAP(Robotic Process Automation) PC上の定型業務を処理してくれる社員ロボット。デジタルレイバー(Digital Labor)」や「仮想知的労働者」とも呼ばれています

※3.MaaS(マース:Mobility as a Service)様々な形の交通サービスを需要に応じて利用できる1つの移動サービスに統合すること。地域住民や旅行者一人一人のトリップ単位での移動ニーズに対応して、複数の公共交通やそれ以外の移動サービスを最適に組み合わせて検索・予約・決済等を一括で行うサービスであり、観光や医療等の目的地における交通以外のサービス等との連携により、移動の利便性向上や地域の課題解決にも資する重要な手段となる。