前場
◯5411ジェイエフイーホールディングス
- 鉄鋼
- 四季報予想_前号並み
- 予想PER:3.3
PBR:0.45
予想配当利回り:8.70%
特色
粗鋼生産国内2位・世界10位台のJFEスチールが中核の持ち株会社。
商事、エンジニアリングも
大幅増益
鉄鋼の生産、出荷数量が回復。
原材料高を吸収。
在庫評価益も貢献し営業益躍進。
増配。
大口価格は改善続くが空前の市場高は一服、
利益足踏み。
鉄鋼事業中心に子会社再編進める。
22年3月期第3四半期決算
- 通期経常利益計画を5.1%上方修正
- 3Q累計売上高は34%増で3期ぶりに過去最高を更新!
- 3Q累計は2期ぶり最終黒字
ジェイエフイーホールディングス <5411> が
2月8日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。
22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終損益は
2230億円の黒字(前年同期は696億円の赤字)
に浮上して着地した。
併せて、通期の同損益を従来予想の
2500億円の黒字→
2700億円の黒字(前期は218億円の赤字)に
8.0%上方修正した。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、
当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も
従来予想の1092億円→
1292億円(前年同期は838億円)に18.3%増額し、
増益率が30.3%増→
54.1%増に拡大する計算になる。
業績好調に伴い、従来未定としていた今期の年間配当は
140円(前期は10円)実施する方針とした。
直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の
連結最終利益は前年同期比2.3倍の
822億円に急拡大した。
増配を発表して、
JFEホールディングスの配当利回り(予想)は8.98%
となりました。
✕1801大成建設
- 建設
- 四季報予想_前号並み
- 予想PER: 13.0
- PBR: 0.86
- 予想配当利回り:1.94%
特色
最大手ゼネコンの一角。非同族系。
首都圏再開発から大型土木まで全方位展開。
不動産開発も。
大幅減益
9月末単体受注残2.36兆円(前年同期比11.9%増)。
土木は一部案件で工事損失発生。
建築も首都圏の受注競争厳しく粗利率低い。
23年3月期は土木の受注残こなしても建築の採算は低く、
回復は緩慢。
環境事業
環境関連事業の展開加速。
室蘭市と洋上風力発電の展開で包括提携。
下水から発電に活用できるメタンを生成する
エネルギー生産型の下水処理技術も開発。
後場
〇7906ヨネックス
- その他製品
- 四季報前号比_増額
- 予想PER:17.9
PBR:1.79
予想配当利回り:0.91%
特色
バドミントン用品の世界大手。
テニスを第2の柱に育成中。
高価格帯ラケットは新潟県長岡で生産。
中国代表チームとの契約した
波及効果が想定以上に大きく、
現地でバドミントン用品の販売急増。
北米のテニス用品もコロナ前を超える。
5期ぶり最高益。
国内需要復調。
22年3月期第3四半期決算
- 通期経常利益計画を21.4%上方修正
- 3Q累計売上高は51%増で2期ぶりに過去最高を更新
- 3Q累計最終利益は1658%増で5期ぶりに過去最高を更新
ヨネックス <7906> [東証2] が
2月8日大引け後(15:00)に決算を発表。
22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は
前年同期比9.3倍の62.2億円に急拡大した。
併せて、通期の同利益を従来予想の
56億円→68億円(前期は18.2億円)に
21.4%上方修正し、
増益率が3.1倍→3.7倍に拡大し、
従来の5期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、
当社が試算した10-3月期(下期)の
連結経常利益も
従来予想の12.9億円→
24.9億円(前年同期は16.7億円)に92.7%増額し、
一転して48.6%増益計算になる。
直近3ヵ月の実績である
10-12月期(3Q)の連結経常利益は
前年同期比3.7倍の19.1億円に急拡大し、
売上営業利益率は前年同期の2.5%→9.3%に急改善した。
〇7309シマノ
- 輸送用機器
- 四季報前号比_増額
- 予想PER:28.2
PBR:4.99
予想配当利回り:0.74%
特色
変速機、ブレーキ部品などの自転車部品で世界首位。
釣り具も展開。
海外生産、販売比率高い。
自転車部品は主力の欧米販売増、
国内着実で収益伸びる。
釣り具も好調を持続。
営業益は四季報前号比増額。
最高純益更新。
自転車部品は前期発売の高級品拡大。
2021年12月期 決算短信
- 今期売上高は6%を計画、過去最高を連続で更新の見込み
- 今期経常利益は6%の大幅増を計画、過去最高を連続で更新の見込み!
- 今期最終利益は微増予想ながら過去最高を連続で更新の見込み
シマノ <7309> が2月8日大引け後(15:30)に決算を発表。
21年12月期の連結経常利益は
前の期比87.3%増の1525億円に拡大し、
22年12月期も前期比6.0%増の1617億円に伸びを見込み、
2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
6期連続増収、3期連続増益になる。
直近3ヵ月の実績である10-12月期(4Q)の連結経常利益は
前年同期比70.4%増の388億円に拡大し、
売上営業利益率は
前年同期の24.9%→27.3%に上昇した。
日経平均 27,579.87
前日比 +295.35 (+1.08%)
TOPIX 1,952.22
前日比 +18.16 (+0.94%)
※三日続伸
マザーズ指数 756.64
前日比 +18.17 (+2.46%)