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【新NISA】利回り3.7%!独占企業ツムラが「永久保有」候補になった3つの理由

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moomoo証券【WEB】

「漢方は安定しているけど、成長性がない」 もしツムラ(4540)に対してそんなイメージをお持ちなら、今すぐアップデートが必要です。

2026年3月期第2四半期の決算発表と同時に、市場に衝撃が走りました。前年比+49.8%の増収予想、そして何より投資家を驚かせたのは、年間配当予想を「144円」へ大幅に引き上げたことでした。

独自の製造技術を持つ中国事業の「規制緩和(ネガティブリスト削除)」という歴史的な追い風を受け、ツムラは今、創業以来の変革期にあります。
今回は、国内シェア8割超という鉄壁の守りを持ちながら、中国市場で攻勢に出るツムラの「買い時」と「将来性」について、最新データを基に徹底分析します。

【A+評価】ツムラ(4540)は買いか?「医療用漢方No.1」と「DOE採用」の成長配当株

株式会社ツムラ (4540)

「医療用漢方No.1」と「株主還元強化」で変貌する成長高配当株

市場:東証プライム 業種:医薬品 時価総額:約3,000億円 中大型株
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【会社概要】どんな会社?

医療用漢方製剤で国内シェア8割超を誇る絶対的トップメーカー。医師の処方コードとして定着するほどの圧倒的ブランド力を持つ。 近年は「中国事業の拡大(製販一体)」と「DOE(株主資本配当率)導入」を掲げ、成熟企業から成長企業への転換を図っている。

  • 主力事業:医療用漢方製剤(売上の大半)、中国事業(中薬飲片・中成薬)。
  • 競争優位性:圧倒的シェアによるネットワーク効果と、中国農場から製品化までを一貫管理する品質基準(GACP)。
  • 還元姿勢:DOE採用による大幅増配。2024年から配当水準を切り上げ、2031年にDOE 5%を目指す。
  • 財務基盤:実質無借金。自己資本比率56.9%、ネットD/Eレシオ -0.08倍と極めて健全。

投資ハイライト: 【総合評価 A+】 積極投資推奨の準主力級銘柄

  • 投資判断: Rank A+ (Strong Buy)
    強固なモート(参入障壁)と割安な株価、明確なカタリスト(中国規制緩和)が揃う。
  • バリュエーション: PER 11.1倍。過去5年平均(13.9倍)と比較しても20%近いディスカウント状態。
  • 構造変化: 中国の規制緩和(ネガティブリスト削除)により、高付加価値製品の現地製造が可能に。利益率向上のゲームチェンジャー。
  • 【結論】 「減配しない株」から「成長・増配する株」へ進化。中国リスクを考慮しても、現在の株価は売られすぎの水準。
予想配当利回り (25/03期修正)

3.7%

配当 144円 (大幅増配)

PER (25/03期予) / PBR (実績)

11.1

/

1.06

独占企業として異例の割安水準

ROE (自己資本利益率)

8.0%

資本効率改善の目安をクリア
自己資本比率 (26/03期2Q)

56.9%

買収後も極めて健全な水準

最重要指標①:配当トレンド(安定から成長へ)

配当金と配当利回りの推移 (10年)

グラフは配当金(棒グラフ)と配当利回り(折れ線グラフ)の推移を示しています。
長らく年間64円の安定配当(横ばい)が続いていましたが、2024年から方針を一変。64円→85円→144円と垂直的な増配を行っています。
これは「DOE(株主資本配当率)」を指標に採用したためで、今後は「利益の変動に関わらず、資産が増える限り増配する」という累進的な成長フェーズに入りました。

配当性向の推移 (10年)

増配に伴い配当性向は上昇していますが、それでも45%程度です。無理な配当ではなく、利益成長と還元のバランスが取れた健全な水準です。

最重要指標②:EPS(1株利益)とROEの推移

EPS(棒グラフ)は、2025年3月期に過去最高益水準の320円を見込みます。中国事業の取り込みが寄与しています。
ROE(折れ線)は目標とする8.0%に到達。DOE採用により、「自己資本を積み上げつつ、それを上回るペースで配当を出す(または自社株買いをする)」ことでROEを維持・向上させる好循環に入っています。

最重要指標③:売上高と営業利益率の推移

売上高(棒グラフ)は、成熟産業と思われがちですが、過去5年平均8.0%の成長を続けています。2025年は中国子会社の連結効果で一段上のステージへ。
営業利益率(折れ線)は15%〜19%という高い水準を維持。原料高や円安の影響を受けつつも、独占的な地位による価格決定力(薬価耐性)の強さを示しています。

最重要指標④:10年(月足)株価チャート

株価は中国リスクへの懸念から低迷していましたが、直近で明確な底打ち感が出ています。
4,000円以下の水準はPER 11倍前後となり、過去の評価レンジ下限に位置します。安全域(Margin of Safety)が極めて高いゾーンです。
(※チャートは楽天証券より引用)

ツムラ (4540) 10年月足チャート

株価騰落率とモメンタム

  • 1年リターン -19.3%

    ※日経平均(+20%超)に対し大きく出遅れ

  • 直近1ヶ月 +9.1%
  • 直近3ヶ月 +9.0%

    ※規制緩和・増配好感で底打ち反転の兆し

買い時の目安 (理論株価)

Buy 4,000円以下

PER 12倍以下 / 利回り3.5%超。
過去の評価レンジ下限。安全域(Margin of Safety)が十分に確保できる水準。

Fair 4,500円 〜 5,000円

PER 14〜15倍水準。
中国事業の成長が織り込まれ、評価が正常化した際のターゲット価格。

財務健全性:実質無借金のキャッシュリッチ企業

M&Aを行ってもなお、自己資本比率50%超を維持。金利上昇局面でも盤石な財務体質です。

指標数値 (2026/03期2Q)
自己資本比率56.9%
流動比率301%
ネットD/Eレシオ-0.08倍 (実質無借金)
営業利益率19.0%

解説

流動比率300%超は、短期的な支払い能力に全く問題がないことを示します。パンデミックや地政学リスクで一時的に物流が混乱しても、耐えうる体力を持っています。

SWOT分析:強みとリスク

S 強み (Strengths)

  • 国内シェア8割超の圧倒的市場地位
  • GACP(品質管理)による高い参入障壁
  • 医師からの信頼(処方コードの定着)
  • 実質無借金の強固な財務基盤

W 弱み (Weaknesses)

  • 生薬在庫の負担(運転資本が重い)
  • 生産リードタイムの長さ(需要急増への対応力)
  • 中国事業への投資先行による一時的CF悪化

O 機会 (Opportunities)

  • 中国での規制緩和(製販一体が可能に)
  • DOE採用による株価・配当の好循環
  • 統合医療(がん支持療法等)の普及
  • スマート工場によるコスト競争力強化

T 脅威 (Threats)

  • 中国地政学リスク(原料の9割依存)
  • 毎年の薬価改定による値下げ圧力
  • 異常気象による生薬の不作・品質低下

競合他社比較 (バリュエーション・収益性)

社名 PER(倍) PBR(倍) ROE(%) 利回り 特徴
ツムラ (4540) 11.1 1.06 9.3 3.73% 漢方シェアNo.1 / 中国成長 / 割安
東和薬品 7.8 0.90 12.0 2.50% ジェネリック大手 / 直販強み
サワイGHD 22.2 1.05 4.8 2.70% ジェネリック最大手
科研製薬 43.5 1.10 1.7 4.40% 整形・皮膚科 / 配当性向高め

分析:ツムラは漢方専業のため完全な競合は不在ですが、中堅製薬と比較しても「PERの割安さ」と「利回りの高さ」が両立しており、投資妙味が大きいと言えます。

結論:投資判断は「A+ (割安修正+成長期待)」

ツムラは、「国内の鉄壁の守り」と「中国の成長期待」を兼ね備えた稀有な銘柄です。 最大のリスクである「中国依存」は株価に十分織り込まれており(PER 11倍)、ここからの下値リスクは限定的です。 一方で、DOE採用による増配姿勢は、長期投資家にとってこれ以上ない安心材料となります。

※ターゲット株価について

適正株価ゾーンは4,500円〜5,000円(PER 14-15倍水準)と分析します。中国事業の成長が数字として顕在化し、市場評価が正常化すれば、配当を受け取りながらキャピタルゲインも狙える「二刀流」の投資が可能です。

現在の株価(3,900円近辺)は、長期ポートフォリオに組み入れる絶好のタイミングであると判断します。

主な投資用語の解説
DOE (株主資本配当率)

「純資産(株主資本)に対してどれだけ配当を出すか」という指標。利益変動に左右されにくく、累進的な配当が可能になる。

GACP

薬用植物の栽培および採集に関する適正農業規範。ツムラの高い品質保証体制の根幹。

EPS (1株当たり純利益)

Earnings Per Shareの略。企業が1株あたりどれだけの純利益を稼いだかを示す指標。

PER (株価収益率)

株価がEPSの何倍かを示す。ツムラの過去平均は約14倍。

PBR (株価純資産倍率)

株価が1株当たり純資産の何倍かを示す指標。1倍に近いほど割安。

ROE (自己資本利益率)

自己資本を使ってどれだけ効率的に利益を上げたか。ツムラは8%以上を目標としている。

このコンテンツは、情報の提供を目的としており、売買の推奨等を目的としたものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。
※データは2025年12月03日時点のレポートに基づいています。

結論として、ツムラは現在「A+(極めて高い投資価値あり)」と評価できます。

独自の「DOE(株主資本配当率)」導入により、今後は資産が積み上がる限り配当が増え続けるフェーズに入りました。これは、短期的な株価変動に一喜一憂したくない新NISAでの長期投資において、最強の安心材料となります。

割安性: 独占企業でありながらPER 11倍台(過去平均以下)

成長性: 中国での「製販一体」解禁による利益率向上

安全性: 実質無借金経営と国内シェア8割のモート

もちろん「中国リスク」はゼロではありませんが、現在の株価はそのリスクを十分に織り込んだ水準です。4,000円以下のゾーンは、長期的な資産形成を目指す投資家にとって、絶好のエントリータイミングと言えるでしょう。

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※本記事は特定の銘柄や証券会社の利用を推奨するものではありません。投資の最終決定はご自身の判断でお願いいたします。

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