新NISAの投資先、もうお決まりですか?「安定した配当収入も欲しいけど、株価の成長も期待したい…」そんな欲張りな願いを叶えてくれるかもしれない、驚異の「15期連続増配」企業があるのをご存知でしょうか。
それが、ミニショベルで世界を席巻する**竹内製作所(6432)**です。
配当利回りは4%を超え、株主還元に積極的な姿勢を見せながらも、株価は過去10年で右肩上がりの成長を続けています。
この記事では、なぜ竹内製作所がこれほどまでに強く、多くの投資家を惹きつけるのか、その秘密を「強固な財務」「圧倒的な収益性」「今後の成長戦略」という3つの視点から徹底的に解剖します。隠れた優良企業の実力をぜひご覧ください。
株式会社竹内製作所
証券コード:6432
【会社概要】どんな会社?
竹内製作所は、世界で初めてミニショベルを開発したパイオニアであり、小型建設機械のニッチ市場で世界的なリーダー企業です。特に北米で絶大な人気を誇る「クローラーローダー」が強み。売上の99%以上が海外であり、開発・生産は国内に集中するユニークなグローバルモデルを展開。「TAKEUCHI品質」として知られる高い耐久性と信頼性で、世界中に熱心なファン層を抱えています。
- ✔事業領域:ミニショベル、クローラーローダーなど小型建設機械の開発・製造・販売。
- ✔競争優位性:実質無借金経営の鉄壁な財務基盤、高い製品品質とブランド力、北米・欧州を中心とした強力な販売網。
- ✔成長戦略:新工場建設や電動化モデル開発への積極投資と、新興国市場の開拓で持続的成長を目指す。
投資ハイライト
- 株主還元の抜本的強化:新中計で「連結配当性向40%」を目標に設定。株主への利益還元姿勢を明確化。
- 鉄壁の財務状況:自己資本比率75%超、有利子負債を大幅に上回る現預金を保有する「実質無借金経営」。
- 業界トップクラスの収益性:実績ROEは16.6%。資本コストを大幅に上回る価値を継続的に創造。
- 割安な株価水準:高い収益性や財務健全性にも関わらず、予想PERは9倍台と評価されており、株価には割安感がある。
- 積極的な成長投資:新工場建設や電動化モデル開発など、将来の成長に向けた投資を自己資金で賄える財務力。
4.03%
配当性向40%目標
9.1倍
1.43倍
高ROEに対して割安な評価
16.6%
業界トップクラスの資本効率76.7%
倒産リスクが極めて低い株価推移チャート(10年月足)※楽天証券より
株価は円安と好調な北米市場を追い風に、中長期で力強い上昇トレンドを形成。株主還元強化により、さらなる水準訂正が期待される。
最重要指標:一株当たり配当金の推移
業績拡大に伴い、増配基調が鮮明です。新中期経営計画では「配当性向40%」を目標に掲げ、これまで以上に積極的な株主還元を行う方針を示しています。2026年2月期の配当が予想通り実施されれば、15期連続の増配を達成することになり、株主への還元姿勢が非常に強いことが伺えます。
売上高・営業利益率の推移
海外、特に北米市場での販売が好調で、売上高は力強く成長。円安効果も寄与し、高い営業利益率を維持している。
収益性・資本効率
ROEは継続して15%前後の高水準を達成。株主の期待を上回る価値を創造し続けている。
財務健全性:「鉄壁のバランスシート」
実質無借金経営で財務基盤は盤石。景気変動に対する極めて高い耐性を有する。
指標 | 2025年2月期 実績 |
---|---|
自己資本比率 | 76.7% |
有利子負債 | 実質 0円 |
ネットD/Eレシオ | -28.0% |
流動比率 | 354.7% |
投資判断の核心
鉄壁の財務を基盤に、ニッチ市場で稼いだキャッシュを、成長投資と株主還元の両輪で最適に配分する。この好循環が同社の最大の魅力である。
リスク要因
投資判断においては、以下のリスクを認識する必要があります。
- 海外市況への高い依存度: 売上の97%以上が北米・欧州であり、現地の景気後退が業績に直接的な打撃を与える。
- 為替変動リスク: 国内生産・海外販売のモデルのため、円高は利益を直接的に圧迫する。1円の円高で営業利益が約3.3億円減少する。
- 地政学リスク: 特に米国の関税政策は最大の不確定要素。会社試算では、関税発動により営業利益が130億円下振れる可能性も。
- 競争の激化: コマツ、クボタなど、資本力・技術力に優れる巨大企業との競争環境にある。
競合他社比較
競合他社と比較して、高いROEと財務健全性に対し、PERは割安な水準。新還元方針の浸透により、株価水準の是正が期待される。
指標 | 竹内製作所 (6432) | コマツ (6301) | 日立建機 (6305) | クボタ (6326) |
---|---|---|---|---|
時価総額(億円) | 4,860 | 45,100 | 10,200 | 28,300 |
配当利回り(%) | 4.03% | 3.1% | 3.5% | 2.2% |
ROE(%) | 16.6% | 15.5% | 14.2% | 10.5% |
PBR(倍) | 1.43倍 | 1.65倍 | 1.30倍 | 1.55倍 |
※各社指標は2025年10月19日時点の各種公開情報に基づく参考値です。
第四次中期経営計画 (〜2028年2月期)
「Building Excellence」を掲げ、成長投資と株主還元の両立を目指す。
- 2028年2月期 (目標): 売上高3,000億円、ROE 17%以上を目指す。
- 基本方針: 「連結配当性向40%」を株主還元の新たな軸とする。
- 成長ドライバー: 新工場建設、電動化モデル開発、アフターパーツ販売強化へ経営資源を集中投入。
結論:投資判断は「投資適格」
卓越した財務基盤と高い収益性を誇るニッチ・チャンピオンです。そして何より、新しい株主還元方針は、企業価値向上への強い意志を示すものです。
海外景気や為替といったリスクは大きいものの、それを補って余りある企業品質と割安な株価水準を考慮すると、「投資適格」な銘柄だと考えています。業界の循環性を許容できる長期投資家にとって、魅力的な投資対象となるでしょう。
今回は、小型建機のグローバルリーダー、竹内製作所(6432)の魅力とリスクについて詳しく解説しました。
【おさらい】竹内製作所の強み
- 鉄壁の財務: 実質無借金経営で景気変動に強い!
- 高い収益性: ROE16%超えで効率的に稼ぐ力!
- 積極的な株主還元: 15期連続増配&配当性向40%目標!
もちろん、海外市場への依存や為替変動といったリスクは無視できません。しかし、それを補って余りあるほどの事業基盤と株主への姿勢は、長期投資において非常に心強い材料です。
結論として、竹内製作所は**『安定感と成長性を両立したい投資家にとって、非常に魅力的な投資先』**と言えるでしょう。
新NISAのポートフォリオの核として、世界で戦う日本の優良企業を加えてみてはいかがでしょうか。
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※本記事は特定の銘柄や証券会社の利用を推奨するものではありません。投資の最終決定はご自身の判断でお願いいたします。
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