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【2025年7月23日】歴史的株高を徹底解説!日米合意で次に狙うべき高配当株はこれだ!

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moomoo証券【WEB】

「もし、ある日突然、市場を覆っていた最大の不安が消え去ったら…?」

まるでドラマのような話ですが、2025年7月23日の日本株市場では、まさにそんな劇的な一日が訪れました。これまで誰もが固唾をのんで見守っていた懸案事項が、予想をはるかに超える形で決着したのです。

このニュースをきっかけに、市場の雰囲気(リスクセンチメント)は一変。日経平均株価はなんと1,300円以上も上昇するという、歴史的な記録を打ち立てました。

国内主要指数の動き

国内主要指数の動き

指数名 終値 前日比 騰落率
日経平均株価 41,171.32円 +1,396.40円 📈 +3.51%
TOPIX 2,926.38 +90.19 📈 +3.18%

「なぜ、そんなに株価が上がったの?」 「このお祭りはいつまで続く?」 「高配当株投資家として、このチャンスをどう活かせばいい?」

この記事では、そんな疑問に答えるべく、歴史的な一日を深掘り分析します。何が起こったのかを分かりやすく解説し、今後注目したい高配当株まで、一緒に見ていきましょう!


1. なぜ歴史的な株高が起きたのか?:市場を動かした2つのサプライズ

この日の歴史的な株高は、主に一つの「ポジティブ・サプライズ」が引き金となりました。

最大のきっかけ:日米関税交渉の電撃合意!

ラリーの最大の原動力は、取引開始前に飛び込んできた「日米間で15%の相互関税に合意」というニュースでした。

  • 不安の解消が最大の好材料: これまで市場は、「もしアメリカが日本の自動車に25%もの高い関税をかけたら…」という最悪のシナリオを恐れていました。これが日本経済の大きなリスクと見なされ、株価の重しになっていたのです。今回の「15%で合意」というニュースは、その巨大な不安が一気に消え去ったことを意味します。この安心感が、爆発的な買いを呼びました。
  • ショートカバーが上昇を加速: この予想外のニュースは、株価が下がると予想して「空売り」(ショートポジション)をしていた投資家を慌てさせました。彼らが損失を抑えるために一斉に株を買い戻す動き(ショートカバー)に出たことで、株価の上昇にさらに拍車がかかったのです。

副次的な追い風:円安と国内の動き

さらに、二つの追い風が吹きました。

  1. 円安の進行: このニュースを受けて、為替市場では1ドル=147円台まで円安が進みました。円安は、自動車など海外に製品を輸出する企業の利益を増やす効果があるため、株価にとってプラスに働きます。
  2. 国内政局への期待: 時を同じくして、石破首相の退陣意向が報じられ、新政権による新たな経済対策への期待感も高まりました。

前日のアメリカ市場がそこまで強くなかったことを考えると、この日の日本の株高は、まさに日本独自のポジティブな材料によって引き起こされた、力強い上昇だったと言えるでしょう。


2. どの株が上がった?:上昇の波に乗ったセクターたち

この日の株高は、一部の銘柄だけでなく、市場全体に広がる「全面高」でした。特に、上昇の波がどのように広がっていったかを見てみましょう。

主役:自動車セクター(輸送用機器)

今回のニュースで最も直接的な恩恵を受けたのが、トヨタやホンダといった自動車メーカーです。関税問題という最大の悩みの種が解消されたことで、投資家の安心感が爆発。同セクターは、他の業種を圧倒する驚異的な上昇を見せました。

準主役:銀行セクター

意外に思われるかもしれませんが、次に大きく上昇したのが銀行株でした。これは、「経済の最大の懸念がなくなったことで、日本銀行が金利を引き上げる(利上げ)決断をしやすくなるのでは?」という連想が働いたためです。銀行にとって金利の上昇は、貸し出しによる利益(利ザヤ)の改善に繋がるため、将来の収益アップを期待した買いが集まりました。

幅広い銘柄へ:景気敏感株も上昇

その他、経済全体のムードが良くなると業績が上向きやすい鉄鋼、機械、電機といった「景気敏感株(シクリカル株)」も軒並み上昇。市場全体が「リスクを取ってでも投資しよう!」という楽観的なムードに包まれました。

このように、上昇の波は「直接の恩恵(自動車) → 連想(銀行) → 全体のムード改善(その他景気敏感株)」という順番で広がっていきました。高配当株投資家としては、一時的なムードによる上昇だけでなく、企業の根本的な価値(ファンダメンタルズ)が変わった銘柄に注目することが大切ですね。


3. 主役は誰?:注目の高配当株を徹底チェック!

それでは、この歴史的な一日で特に輝いた高配当株を、企業の規模別に見ていきましょう。各企業がどんな事業をしているのか、簡単な説明も加えています。

注目高配当株 プロフィール(2025年7月23日時点)

注目高配当株 プロフィール(2025年7月23日時点)

企業名 (証券コード) 企業概要 自己資本比率 ROE (実績) 配当利回り
トヨタ自動車 (7203) 世界を代表する自動車メーカー。日本市場のリーダー的存在。 38.4% 13.28% 3.34%
三菱UFJ (8306) 日本最大の金融グループ。金利上昇の恩恵を受ける代表格。 5.0% 9.29% 3.34%
SUBARU (7270) 北米市場に強みを持つ自動車メーカー。独自の技術に定評。 53.3% 12.99% 4.56%
マツダ (7261) デザイン性の高い車で知られる自動車メーカー。 43.8% 6.46% 5.54%
竹内製作所 (6432) 小型建設機械のパイオニア。海外売上比率が高い。 81.7% 16.60% 4.20%
リックス (7525) 産業機械の専門商社。幅広い業界を顧客に持つ。 58.2% 11.58% 4.92%
イワキポンプ (6237) 薬品用ポンプのニッチトップ。半導体や医療分野で活躍。 70.0% 12.56% 2.86%

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*注:イワキポンプの利回りは3%をわずかに下回りますが、優れた財務内容と成長性から注目銘柄として取り上げます。 *ROE(自己資本利益率):企業の稼ぐ力を示す指標。一般的に10%以上で優良とされる。

A. 大型株(時価総額1兆円以上):市場のリーダーたち

  • トヨタ自動車 (7203): 関税合意と円安のダブルの追い風を受け、巨大企業とは思えないほどの急騰を見せました。まさに市場の主役でした。
  • 三菱UFJ (8306): 「日銀の利上げが近い」との思惑から力強く上昇。今後の金融政策の動向が株価を左右する、注目の的です。
  • SUBARU (7270): 北米市場への依存度が高い分、関税リスクからの解放感は絶大で、爆発的な上昇を記録。4.5%を超える高い配当利回りも魅力です。

B. 中型株(時価総額1,000億〜1兆円未満):驚異的な上昇を見せた実力派

  • マツダ (7261): 関税リスクの影響を特に心配されていたため、安心感からの買いが殺到。一時「ストップ高」(一日の上限値まで株価が上がること)になるなど、この日の上昇率は驚異的でした。
  • 竹内製作所 (6432): 自動車ではありませんが、海外売上比率の高い建設機械メーカーである同社も、貿易摩擦への懸念が和らいだことで大きく上昇。高いROEと堅実な配当方針が光ります。

C. 小型株(時価総額1,000億円未満):ニッチな分野で輝く優良企業

  • リックス (7525): 景気全体のムード改善を追い風に、年初来高値を更新。5%近い高い配当利回りと健全な財務が魅力の優良小型株です。
  • イワキポンプ (6237): 半導体など成長分野を支えるニッチトップ企業。こちらも年初来高値を更新し、力強い成長モメンタムを示しました。

4. 【番外編】みんなが上がる中で…:市場の流れに逆らった銘柄

市場全体がお祭り騒ぎの中、逆に大きく値下がりした銘柄もあります。
その代表例が**トランザクション(7818)**です。

同社は、業績が悪化したわけではなく、「株式の売り出し」を発表したことが原因で株価が下落しました。これは、市場に出回る株の量が増えることで、一株あたりの価値が下がる(希薄化)ことを投資家が懸念したためです。

この事例は、どんなに市場全体のムードが良くても、個別企業の「需給(株の需要と供給のバランス)」要因が株価に強く影響することを教えてくれます。逆に言えば、会社の価値自体は変わっていないのに需給だけで株価が下がった場合、長期的な視点で見れば絶好の買い場になる可能性も秘めているのです。


5. まとめ:これからどうなる?高配当投資家が考えるべきこと

最後に、この歴史的な一日から私たちが学ぶべきことと、今後の戦略をまとめます。

この一日で分かったこと

  • 市場は、大きな不安が「予想外に良い形で」解消されることを何よりも好む。
  • 急騰の裏には、空売りの買い戻し(ショートカバー)という強力な需給の力が働いていた。
  • どんな日でも、個別銘柄は独自の理由で動くことがある。

今後の注目ポイント

  1. ラリーの持続性: このお祭りが続くか、それとも一時的なものか。今後は、企業の決算発表など、個社の実力が問われる展開になります。
  2. 日本銀行の動き: 市場が期待する「利上げ」は本当にあるのか。日銀総裁などの発言に、これまで以上に注目が集まります。
  3. 取引の量(出来高): 今後も活発な取引が続くかどうかが、市場のエネルギーを見極める上で重要です。

高配当投資家としての戦略

今回のような急騰に乗ることも面白いですが、大切なのは**「なぜ、その会社の株価が上がったのか?」を理解し、それが長期的な配当の安定・成長に繋がるか**を見極めることです。

例えば、

  • 竹内製作所 (6432) のように、もともと優れたファンダメンタルズを持つ企業が、外部のリスク解消をきっかけに再評価されるケース。
  • トランザクション (7818) のように、一時的な需給の乱れで株価が下落している優良企業に、長期的な視点で注目するケース。

これらは、高配当投資の王道と言えるでしょう。単に利回りの高さだけを追うのではなく、市場の動きの裏側にあるストーリーを読み解くことで、より質の高い投資判断ができるようになります。


今回の記事が、皆さんの投資のヒントになれば嬉しいです。ぜひ、気になった銘柄をご自身でも調べてみてくださいね!

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この記事が、皆様の市場理解の一助となれば幸いです。ただし、本記事は特定の金融商品の売買を推奨するものではなく、情報提供のみを目的としています。投資に関する最終的なご判断は、ご自身の責任においてお願いいたします。

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