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【2025年9月12日】日経平均は最高値更新!でも、本当の主役は別にいた?「選別相場」を生き抜く高配当株投資術

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【2025年9月12日】日経平均は最高値更新!でも、本当の主役は別にいた?「選別相場」を生き抜く高配当株投資術

【2025年9月12日】日経平均は最高値更新!でも、本当の主役は別にいた?「選別相場」を生き抜く高配当株投資術

ご覧いただきありがとうございます。
さて、9月12日の株式市場はすごかったですね!日経平均株価がまたまた史上最高値を更新し、ニュースだけ見ていると「日本株、絶好調!」というお祭りムードに感じられるかもしれません。

でも、ちょっと待ってください。 実は、今日の相場はそんなに単純な話ではなかったんです。
日経平均は確かに強かったのですが、中身をよく見てみると、値上がりした銘柄と値下がりした銘柄の数はほぼ同じ。つまり、一部の元気な銘柄が指数全体をグイっと引っ張り上げただけで、多くの銘柄はその流れに乗れていない、まさに「銘柄選びの腕前が試される相場(ストックピッカーズ・マーケット)」だったんです。

この記事では、なぜそんなことが起きたのか、今日の相場の本当の主役は誰だったのかを分かりやすく解説します。そして、私たち高配当株投資家が、このような相場でどう立ち回り、どんな銘柄に注目すれば良いのか、具体的なヒントを探っていきますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。

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市場概況

12日の東京株式市場は、前日の米国市場で主要3指数が最高値を更新した流れを引き継ぎ、大幅に3日続伸しました。米8月消費者物価指数(CPI)が市場予想と一致したことで利下げ期待が強まり、ハイテク株や半導体関連株への買いが先行。日経平均株価、TOPIXともに連日で史上最高値を更新する強い展開となりました。日経平均先物9月物のSQ値が4万5016円28銭と、幻の4万5000円台に乗せたことも市場の強気心理を後押ししました。

日経平均株価

44,768.12円

+395.62円 (+0.89%)

TOPIX

3,160.49

+12.73 (+0.40%)

プライム市場騰落数

東証プライム 騰落レシオ(25日)

119.57 %

過熱圏手前

☆ 120%以上……過熱に警戒

  100%  ……中立

★ 70%以下 ……底値ゾーン

日経平均株価 寄与度ランキング

指数の上昇は、東京エレクトロンを筆頭とする半導体関連銘柄が大きく貢献しました。一方、ダイキン工業など一部の値がさ株が下落し、相場の上値を抑える要因となりました。

各種ランキング

コード 銘柄名 現在値 前日比(%) 利回り(%)

まとめ(今日の教訓と今後の戦略)

さて、本日の相場を振り返ってみましたが、いかがでしたでしょうか。最後に、今日の市場から私たち高配当株投資家が得られる「教訓」と、今後の戦略についてまとめてみたいと思います。

教訓1:指数だけ見ていてはダメ!「個別の物語」に注目しよう

今日のように日経平均が大きく上昇した日でも、その中身は半導体関連など一部の銘柄が主役でした。一方で、好調な決算を発表した企業や、アメリカの利下げ期待という追い風を受けた住友林業(1911)のような銘柄もしっかりと上昇しています。
これは、「市場全体が良いから」という理由だけでなく、一社一社の業績や将来性といった「個別の物語」が株価を動かすという、株式投資の基本を改めて教えてくれます。周りのムードに流されず、自分が応援したいと思える、しっかりとした事業基盤を持つ高配当株に投資することの大切さが分かりますね。

教訓2:「守りの株」が売られた日は、むしろチャンス?

今日の相場では、景気の波に左右されにくいとされる「ディフェンシブ銘柄」の代表格である食料品セクターが売られました。実際に、私たちのよく知るキリンHD(2503)は年初来の安値を更新しています。
「え、持っている株が下がってしまった…」と不安になるかもしれませんが、見方を変えれば、これは優良な高配当株を安く買い増すチャンスかもしれません。守りの株は、こうした景気イケイケの「リスクオン相場」では売られやすい傾向があります。しかし、長期的な視点で見れば、安定した配当を出してくれる企業が割安になる絶好の買い場とも言えるのです。

今後の投資戦略

来週は、今後の金利の方向性を占う上で重要な経済指標の発表が控えています。市場が少し不安定になる可能性もありますね。
でも、私たちは慌てる必要はありません。大切なのは、日々の株価の動きに一喜憂憂するのではなく、自分が決めた投資のルールを守り続けることです。
市場全体が盛り上がっている時こそ、一歩引いて冷静に。そして、もし優良な高配当株が市場のムードに流されて売られているような場面があれば、それは私たちにとって絶好の投資機会になるかもしれません。自分の投資リストと見比べながら、じっくりと観察していきましょう。

この記事が、皆様の市場理解の一助となれば幸いです。ただし、本記事は特定の金融商品の売買を推奨するものではなく、情報提供のみを目的としています。投資に関する最終的なご判断は、ご自身の責任においてお願いいたします。

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