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【2025年8月13日】日経平均、初の4万3000円台!お祭り相場で高配当投資家が本当に注目すべき全銘柄を徹底解説!

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moomoo証券【WEB】

皆さん、こんにちは! 今日の株式市場はすごかったですね!日経平均株価が史上初めて4万3000円の大台に乗せるという、まさに歴史的な一日となりました。

国内主要指数の動き(2025年8月13)

国内主要指数の動き(2025年8月13日時点)

指数 現在値 前日比 前日比率
日経平均株価 43,274.67 +556.50 📈 +1.30%
TOPIX 3,091.91 +25.54 📈 +0.83%

ニュースだけ見ると「日本株、絶好調!」「何を買っても儲かりそう!」なんて思ってしまうかもしれません。 でも、こんなお祭り騒ぎの時こそ、私たち高配当株投資家は一歩引いて、冷静に市場を見つめる必要があります。

「指数は上がっているけど、自分の持っている株はイマイチ…」 「この勢いはいつまで続くの?今から乗っても大丈夫?」

そんな風に感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ご安心ください。この記事を最後まで読めば、

  • 今日のお祭り相場の「本当の中身」
  • 熱狂の裏で、高配当投資家が注目すべき「キラリと光る全銘柄」
  • 明日からの投資に活かせる「具体的なヒント」

が、きっと見つかります。それでは、一緒に市場を深掘りしていきましょう!


指数は絶好調!でも、中身は「銘柄選びの腕前が試される相場」だった

まずは、今日の相場がなぜこんなに強かったのか、簡単におさらいしましょう。

市場概況:アメリカ発の「追い風」が日本株を押し上げた

今日の主役は、日本国内の材料ではなく、前日に発表されたアメリカの経済指標でした。アメリカの**CPI(消費者物価指数)**という、国の物価の勢いを示す数字が市場の予想より少し落ち着いていたことで、「これでアメリカは利下げをしやすくなるぞ!」という期待が一気に高まったんです。

この「利下げ期待」が引き金となり、投資家たちが「よし、リスクを取ってでも積極的に利益を狙いに行こう!」という強気の姿勢になる**「リスクオン」**ムードが世界中に広がりました。その波が、東京市場にも届き、日経平均を史上最高値へと押し上げた、というわけです。

しかし、ここで大切なポイントがあります。日経平均を構成する225社のうち、値上がりしたのは151銘柄、一方で値下がりは74銘柄もありました。つまり、全体の約3分の1の銘柄は、このお祭り騒ぎに乗り切れなかったのです。

これは、指数を押し上げたのが一部の大型株(特に半導体関連)であり、多くの銘柄は蚊帳の外だったことを意味します。まさに、どの銘柄を選ぶかという**「銘柄選びの腕前が試される相場」**だったと言えますね。

業種別動向:主役は「半導体」、ディフェンシブ銘柄は一休み

今週の業種別騰落率
今週の業種別騰落率
📈 上昇業種
順位 業種 騰落率(%)
1 電気機器 +3.52%
2 機械 +2.89%
3 輸送用機器 +2.45%
4 精密機器 +2.18%
5 銀行業 +1.95%
📉 下落業種
順位 業種 騰落率(%)
33 医薬品 -0.25%
32 食料品 -0.11%
31 電気・ガス業 +0.15%
30 小売業 +0.33%
29 陸運業 +0.48%

今日の相場で最も輝いていたのは、電気機器セクター、特に半導体関連の銘柄でした。世界的なAIブームを背景に、アメリカの半導体株が上昇した流れを引き継ぎ、日本でも関連銘柄に買いが集中しました。

一方で、医薬品や食料品、電力・ガスといったディフェンシブ銘柄(景気の動向に業績が左右されにくい、守りの性格が強い銘柄)は、やや出遅れる展開となりました。これは、投資家のお金が「守り」から「攻め」の銘柄へと移った結果と考えられます。


注目高配当株ディープダイブ!熱狂の中で輝いた企業、沈んだ企業

さて、ここからは高配当株投資家として最も気になる個別銘柄の動きを、最新の騰落率を交えて見ていきましょう。今日の相場は、企業の「実力」や「株主への姿勢」が株価にどう影響するか、非常に分かりやすい一日でした。

大型株:さすがの安定感!相場を牽引した優等生たち

  • 三菱重工業 (7011)
    • 上場来高値を更新する大幅高
    • 防衛関連の大型受注という強力なニュースを背景に、株価は4,000円の大台を突破。この会社の魅力はなんといっても、DOE 4%以上(※1)を目安とした「累進配当」(※2)を掲げている点です。業績も好調で、まさに長期で安心して持ちたい高配当株の代表格ですね。
  • アドバンテスト (6857)
    • 騰落率:+6.34%
    • AI向け半導体テスタの需要爆発で、驚異的な利益成長を遂げている半導体関連のスター銘柄です。総還元性向50%以上を目標に掲げており、会社の成長をしっかりと株主に還元する姿勢が評価されました。
  • 住友林業 (1911)
    • 騰落率:+5.70%
    • この日は特に強い個別ニュースがあったわけではありませんが、市場全体の良い雰囲気に乗って株価が大きく上昇しました。同社は配当性向40%以上を目標としており、安定した配当が期待できる銘柄の一つです。

※1 DOE(株主資本配当率): 会社が持っている純資産(株主のお金)に対して、どれだけ配当を支払っているかを示す指標。利益の変動に左右されにくく、安定配当の目安になります。 ※2 累進配当: 一度決めた配当額を減らさず、維持または増配していく方針のこと。株主にとっては将来の配当が読みやすく、非常に心強い約束です。

中型株:カタリスト(株価材料)が価値を創出した銘柄たち

  • 横浜ゴム (5101)
    • 騰落率:+11.43%
    • 業績予想の上方修正と10円の増配を発表したことで、株価が急騰!3期連続の増配となり、株主を大切にする姿勢が明確に評価されました。
  • アシックス (7936)
    • 騰落率:+15.52%
    • こちらも過去最高益への業績上方修正と増配が好感され、爆発的な上昇を見せました。さらに、この会社は最大40%割引になる株主優待制度があり、長く持つほどお得になる仕組みは、長期投資家にとって非常に魅力的です。
  • DMG森精機 (6141)
    • 騰落率:+5.61%
    • 世界的な景気敏感株への買いの流れに乗り、株価は堅調に推移しました。業績に応じた安定配当を基本方針としており、約3%の配当利回りは魅力的です。
  • ショーボンドホールディングス (1414)
    • 騰落率:+4.63%
    • まさに「株主還元の鬼」とも言えるような発表で、市場の度肝を抜きました。配当性向を60%へ引き上げ、大規模な自社株買いも発表。「18期連続増配」を目指し、「総還元性向80%以上」を目標に掲げるという、株主への強いコミットメントが株価を押し上げました。
  • SWCC (5805)
    • 騰落率:+6.70%
    • 旧昭和電線ホールディングスで、電線業界の大手です。こちらもDOE 4%以上という安定配当の指標を掲げ、配当性向35%以上と株主還元に積極的な姿勢を見せています。インフラ関連として、事業の安定性も魅力の一つです。

小型株 & 特殊要因:ハイリスク・ハイリターンの実例

  • アジアパイルホールディングス (5288)
    • 騰落率:+12.89%
    • 第1四半期の利益が前年の5倍以上という驚異的な決算を発表し、株価は12年ぶりの高値をつけました。さらに、新たに**総還元性向50%**を目標に掲げたことも非常に大きなプラス材料です。成長性と株主還元の両方を狙える、注目の小型株と言えるでしょう。
  • 新電元工業 (6844)
    • 騰落率:+9.44%
    • 電源3社の一角をなす企業です。こちらも好調な地合いに乗り、大幅高となりました。株主還元については「業績などを総合的に勘案して」としており、具体的な数値目標はないものの、安定した配当を継続する姿勢を見せています。

教訓とすべき事例:市場の熱狂だけでは救われない

  • 宮越ホールディングス (6620)
    • 騰落率:-11.28%
    • 市場全体がお祭りムードの中、この銘柄は赤字決算が嫌気されて株価が暴落しました。これは、「どれだけ地合いが良くても、業績が悪い船は沈んでしまう」という市場の厳しい現実を示しています。
  • 日本マイクロニクス (6871)
    • 騰落率:-13.31%
    • 半導体セクター全体が活況だったにもかかわらず、この会社は「工場の設備不具合による製品出荷の遅延」という個別のアクシデントが原因で株価が暴落しました。「セクターが好調=その中の全企業が好調」ではない、という典型的な例です。

本日の注目銘柄データ一覧

今日取り上げた全銘柄の、高配当株投資家として気になるデータをまとめました。特に**「株主還元方針」と、企業の財務健全性を示す「自己資本比率」**は重要なポイントです。ぜひ、ご自身の銘柄選びの参考にしてみてください。

国内注目株ポートフォリオ

国内注目株ポートフォリオ

大型株
企業名 証券コード 自己資本比率(%) ROE(%) 配当利回り(%) 株主還元方針
三菱重工業 7011 35.8% 10.5% 0.56% DOE 4%以上、累進配当
アドバンテスト 6857 59.3% 12.8% 1.12% 総還元性向50%以上
住友林業 1911 40.7% 13.9% 3.08% 配当性向40%以上目標
中型株
企業名 証券コード 自己資本比率(%) ROE(%) 配当利回り(%) 株主還元方針
横浜ゴム 5101 51.5% 9.2% 2.20% 連続増配
アシックス 7936 55.1% 16.2% 0.59% 増配+長期保有優遇優待
DMG森精機 6141 39.4% 13.2% (実績) 2.95% 業績に応じた安定配当
ショーボンドHD 1414 81.4% 14.2% (実績) 3.40% 総還元性向80%以上目標、連続増配
SWCC 5805 42.3% 14.3% 2.25% DOE 4%以上、配当性向35%以上
小型株
企業名 証券コード 自己資本比率(%) ROE(%) 配当利回り(%) 株主還元方針
アジアパイルHD 5288 46.5% 9.8% 3.70% 総還元性向50%(新方針)
新電元工業 6844 48.5% -3.7% 2.47% 業績等を総合的に勘案
特殊要因
企業名 証券コード 自己資本比率(%) ROE(%) 配当利回り(%) 株主還元方針
宮越HD 6620 85.1% 2.1% 0.00% 無配
日本マイクロニクス 6871 61.2% 20.1% 1.33% 安定配当

(注: 各データはレポート及び直近の決算資料等に基づいています。2025年8月13日時点のデータであり、変動する可能性があります。)


まとめ:熱狂の先を見据え、優良高配当株を育てるチャンスに

今日の歴史的な相場から、私たちが学ぶべき教訓は2つです。

  1. お祭り相場こそ冷静に:全体の雰囲気に流されず、企業の業績や株主還元の「中身」をしっかり見極めることが大切です。
  2. 主役はあくまで個別企業:「半導体だから」という理由だけで投資するのではなく、その企業が本当に強いのか、リスクはないのかをチェックする視点が必要です。

今後の市場は、アメリカの次の経済指標や、今日のラリーの主役だった海外投資家が引き続き日本株を買ってくれるかに左右されるでしょう。短期的には、過熱感から株価が調整する場面もあるかもしれません。

しかし、そうした調整局面は、質の高い高配当株を安く仕込む絶好のチャンスにもなり得ます。

今回ご紹介した、明確で力強い株主還元方針を掲げている企業は、株価が下がった時でも配当が下支えとなり、安心して保有しやすいはずです。

今日の記事で気になる銘柄が見つかった方は、ぜひご自身でもその企業のことを詳しく調べてみてください。企業のホームページで中期経営計画や株主還元方針をチェックするだけでも、たくさんの発見がありますよ。

このブログでは、これからも皆さんの高配当株投資ライフに役立つ情報を、分かりやすくお届けしていきます。今日の記事が面白いと感じていただけたら、ぜひブックマークやSNSでシェアしていただけると嬉しいです!


この記事が、皆様の市場理解の一助となれば幸いです。ただし、本記事は特定の金融商品の売買を推奨するものではなく、情報提供のみを目的としています。投資に関する最終的なご判断は、ご自身の責任においてお願いいたします。

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