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【2025年7月16日】今日の日本株:半導体に急ブレーキ!こんな日こそ高配当株の輝きをチェック

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moomoo証券【WEB】

「円安だし、アメリカの株も調子いいし、今日も日本株は上がるかな?」

そんな期待で始まった2025年7月16日の株式市場。しかし、フタを開けてみれば、日経平均株価はほんの少しだけ下がるという、なんともスッキリしない結果に。

でも、この「ほんの少し」という数字の裏では、実は大きなドラマが繰り広げられていました。半導体株が急失速する一方、こんな不安定な相場だからこそ光る「高配当株」たちの存在感。

今日の記事では、この日の市場で一体何が起こったのかを分かりやすく解説し、私たちが注目するべき魅力的な高配当株を深掘りしていきます。一見、方向感のない相場の中にも、次の投資のヒントは隠されていますよ!

今日のマーケット、何が起きた?

一言でいうと、今日の市場は**「特定の人気テーマ(半導体)に頼りすぎた脆さ」**が露呈した一日でした。

【前半:期待先行で上昇ムード】

  • 追い風: アメリカのハイテク株、特に半導体関連が好調だったことと、1ドル=148円台という円安が後押ししました。円安は、海外で製品を売る日本企業(特に自動車や電機など)の利益を増やすので、株価にはプラスに働きます。
  • 動き: この追い風を受けて、日経平均は一時200円以上も上昇!特に半導体関連の銘柄がぐんぐん値を上げ、市場を引っ張っていきました。

【後半:突然の急ブレーキ】

  • きっかけ: ところが午後2時過ぎ、オランダの半導体製造装置メーカーASML社の決算が伝わると、雰囲気は一変。このニュースがカタリスト(株価を動かすきっかけ)となり、それまで絶好調だった半導体株が一斉に売られ始めました。
  • 失速: 主役だった半導体株が崩れると、日経平均もあれよあれよという間に上昇分をすべて失い、結局マイナスで終わってしまったのです。

【なぜこうなった?市場のホンネ】

この日の出来事は、**「多くの投資家が、半導体以外にこれといった投資先に確信を持てていなかった」**ことを示しています。

国内では、長期金利の上昇や、間近に迫った選挙の行方など、ちょっと気になるニュース(弱材料)もありました。そのため、円安という強い追い風がありながらも、「よし、積極的にリスクを取ろう!」という強い買い意欲(センチメント)が市場全体には広がっていなかったのです。

その結果、世界的に人気のある「AI・半導体」という非常に狭いテーマに資金が集中しすぎました。だからこそ、たった一つのニュースで全体が崩れてしまう、という脆い状況が生まれてしまったわけです。

ちなみに、この日の東証プライム市場では、値下がりした銘柄数(890)が値上がりした銘柄数(666)を大きく上回りました。指数は小動きでも、市場全体としては売りが優勢だったことがわかりますね。

こんな日だからこそ注目!高配当株を深掘り分析

さて、ここからが本題です。市場全体が不安定な時こそ、安定した配当収入(インカムゲイン)が期待できる高配当株の魅力が際立ちます。

元のレポートで取り上げられていた銘柄の中から、この日の市場で特徴的だった企業をピックアップしてご紹介します。

注目の高配当株リスト

株式情報テーブル

高配当株ポートフォリオ

企業名 (クリックで株価情報へ) 証券コード 時価総額区分 配当利回り (年率)
日本製鉄 5401 大型株 4.25%
アステラス製薬 4503 大型株 5.60%
川崎汽船 9107 大型株 5.88%
日本電信電話 9432 大型株 3.43%
マツダ 7261 中型株 6.13%
AGC 5201 中型株 4.90%
小野薬品工業 4528 中型株 5.07%
神戸製鋼所 5406 中型株 4.87%

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注: 配当利回りなどのデータは2025年7月16日時点のものです。

個別銘柄ピックアップ

【大型株】

1. 日本製鉄 (5401)

  • どんな会社?: 日本最大の鉄鋼メーカー。自動車や建築など、あらゆる産業に不可欠な素材を作っています。
  • 注目ポイント: 現在、アメリカの有名鉄鋼会社「USスチール」の買収を進めており、これが成功すれば大きな成長が期待されています。一方で、短期的な株価の重しとなるニュースもあり、まさに「長期的な期待 vs 短期的な懸念」の綱引き状態。ただ、4.25%という高い配当利回りは、株価の強力な下支えになってくれそうです。

2. アステラス製薬 (4503)

  • どんな会社?: 医薬品の研究開発・販売を行う大手製薬会社です。
  • 注目ポイント: 5.6%という非常に高い配当利回りと、景気に左右されにくいディフェンシブ性(不況に強い性質)が魅力。財務も安定しています。しかし、現在中国での地政学リスクという大きな懸念材料を抱えており、これが株価の重しになっています。魅力的な利回りを取るか、リスクを避けるか、投資家の判断が分かれるところです。

3. 川崎汽船 (9107)

  • どんな会社?: 世界中で貨物を運ぶ、日本の大手海運会社の一つです。
  • 注目ポイント: 5.88%という驚異的な配当利回りが目を引きます。自己資本比率も非常に高く、財務は盤石。まさに「高利回り vs 景気サイクル」の代表例。海運業は世界経済の波に業績が大きく左右されるため、今の高い収益がいつまで続くか、市場は少し慎重に見ています。そのリスクがあるからこそ、この高い利回りが生まれている、という構造ですね。

4. 日本電信電話 (NTT) (9432)

  • どんな会社?:言わずと知れた日本の通信インフラの巨人。携帯電話のドコモなどを傘下に持ちます。
  • 注目ポイント:高配当株ポートフォリオの「守りの要」として絶大な人気を誇ります。景気に業績が左右されにくい代表的なディフェンシブ銘柄であり、安定した収益基盤が魅力。配当を減らさず維持、または増やす「累進配当」を掲げている点も、長期投資家にとっては心強いですね。株価が大きく跳ねることは少ないかもしれませんが、コツコツ配当をもらいたい人には欠かせない存在です。

【中型株】

1. マツダ (7261)

  • どんな会社?: 「スカイアクティブ技術」や美しいデザインで知られる自動車メーカーです。
  • 注目ポイント: なんと6.13%という、自動車メーカーの中でもトップクラスの配当利回り!進行中の円安は、海外での売上が多い同社にとって大きなプラス材料です。一方で、これほど高い利回りは、市場が「将来、業績が厳しくなって減配(配当が減ること)されるかも?」と警戒しているサイン、いわゆる「イールド・トラップ(利回りの罠)」の可能性も。円安効果と、EV化への対応という長期的課題をどう評価するかが鍵になります。

2. AGC (5201)

  • どんな会社?:建築用の窓ガラスから電子部材、化学品まで手掛ける世界的な素材メーカーです。
  • 注目ポイント: 4.9%という高い配当利回りに加え、事業が多角化されているため、特定分野の不調を他でカバーできる安定感があります。とはいえ、基本的には世界経済の動向に業績が左右されるシクリカル銘柄(景気敏感株)です。魅力的な配当利回りが、景気変動のリスクを上回ると判断できるかがポイントになります。

3. 小野薬品工業 (4528)

  • どんな会社?: がん治療薬「オプジーボ」で世界的に有名な製薬会社です。
  • 注目ポイント: 5.07%の高配当利回りに加え、鉄壁の財務基盤が最大の魅力。先ほどのアステラス製薬と比べ、現時点で大きな地政学リスクを抱えていないため、「高利回りのディフェンシブ株」を探している投資家にとって、より素直な投資対象と見なせます。リスクは、一つの大ヒット薬に収益を頼っている点。次のスターとなる新薬開発の進捗が、長期的な株価を左右します。

4. 神戸製鋼所 (5406)

  • どんな会社?:鉄鋼、アルミ、機械、電力など幅広い事業を持つ大手メーカーです。
  • 注目ポイント: こちらも4.87%と高い配当利回りを誇る鉄鋼株。日本製鉄と同様に景気の波を受けやすいシクリカル銘柄ですが、電力事業など安定収益源も持っているのが特徴です。鉄鋼市況という大きな波に乗りながらも、事業の多角化でどこまで安定性を保てるか。高い利回りは、そうした景気変動リスクを含んだ上での評価と言えるでしょう。

【特別枠】今日の市場を象徴したABEJA (5574)

この株は高配当株ではありませんが、今日の**「材料と需要」**というテーマを最もドラマチックに見せてくれたので、特別に取り上げます。この動きは、株価がどうやって動くのかを知る上で、最高のケーススタディになりますよ!

何が起きた? 📈 AI技術を開発するこの会社の株価は、一時ストップ高(1日で上昇できる上限価格)まで買われるほどの急騰を見せました。

その引き金となったのが、2つの超強力な「好材料」(株価を押し上げる良いニュース)です。

  1. 業績アップ!: 「今年、これくらい儲かりそうです」という会社の業績予想を、もっと良い数字に修正しました。
  2. 政府の「お墨付き」!: 政府系の研究開発プロジェクトに、なんと3期連続で選ばれたと発表しました。

なぜこれが重要? 🤔 これは、良いニュースが重なると、株を買いたいという「需要」が一気に爆発する、お手本のような例です。「業績が良い」というファンダメンタルズ(企業の基礎体力)の裏付けに、「国も認める有望な技術」という信頼性が加わったことで、投資家たちの「買いたい!」という気持ちに火をつけました。

もともと大人気の「AI」というテーマも手伝って、売りたい人より買いたい人が圧倒的に多くなり、株価のロケットスタートにつながったわけです。

高配当株投資とは少しスタイルが違いますが、こうした市場の熱気を知ることで、株式投資全体の理解がグッと深まりますね。

まとめと今後の投資戦略

今日の市場は、**「円安という追い風だけでは、投資家の不安を吹き飛ばすには力不足」**という現実を見せてくれました。市場は、もっとハッキリとした力強い好材料を待っている「様子見ムード」と言えるでしょう。

これから投資を考える上で、注目したいポイントは3つです。

  1. 国内の政治動向: まずは間近に迫った参院選の結果。これで今後の経済政策の方向性が見えてきます。
  2. 海外の経済指標: アメリカの物価や金利の動きは、引き続き円相場や世界経済に大きな影響を与えます。
  3. 国内企業の決算発表: これから本格化する決算シーズン。応援したい企業の「成績表」をしっかりチェックしましょう。

不安定な相場環境で高配当株を選ぶ際は、ただ利回りが高いだけでなく、その**配当を維持できる「質」**がより重要になります。財務が健全で、景気の波にも比較的強いビジネスを持つ企業を選ぶことが、「利回りの罠」を避けるコツです。

今回ご紹介したように、同じ高配当株でも、それぞれに違ったストーリーやリスクがあります。ぜひ、ご自身の投資スタイルに合った銘柄を探す楽しみを見つけてみてください。

この記事が、あなたのポートフォリオを見直すきっかけや、市場を理解する一助となれば幸いです。もっと詳しく知りたい銘柄はありましたか?ぜひご自身でも調べてみてくださいね。このブログが気に入ったら、ブックマークやSNSでのシェアもお願いします!


この記事が、皆様の市場理解の一助となれば幸いです。ただし、本記事は特定の金融商品の売買を推奨するものではなく、情報提供のみを目的としています。投資に関する最終的なご判断は、ご自身の責任においてお願いいたします。