こんにちは！ 株式投資の勉強を始めたばかりのビギナー投資家です🔰
2025年7月2日の株式市場、なんだか不思議な動きでしたね！ ニュースでは「日経平均が大幅下落！」って言ってたのに、「あれ？自分の持ってる株は上がったぞ？」なんて思った人もいるかもしれません。
実はこの日の市場、**「日経平均は下がったけど、値上がりした会社の数の方が多かった」**という、ちょっと面白い現象が起きていたんです。
「どうしてそんなことが起きるの？」「何があったの？」 そんなギモンを、この記事で一緒にスッキリさせていきましょう！私も勉強しながら書いていきますね✍️
🤔 なぜ？この日の市場で起こっていたこと
結論から言うと、この日の市場を動かしていた一番の理由は、アメリカのトランプ大統領の発言でした。
「日本からの輸入品に、30%とか35%とか、高い関税をかけるかもよ！」
こんなニュースが飛び込んできて、市場は「え、大変だ！」と大騒ぎになったんです。
もし本当に関税がこんなに高くなったら、日本からアメリカに製品を輸出している会社は、利益が大きく減ってしまうかもしれませんよね。
この不安から、投資家たちはこんな行動に出ました。
- 【売り📉】 関税の影響を受けそうな**「輸出で稼ぐ会社」**の株を売る。
- 特に、今まで調子が良くてたくさん値上がりしていたハイテク株などが中心に売られました。（利益を確定しておこう、という動きですね）
- 【買い📈】 関税の影響を受けにくい**「国内で稼ぐ会社」**の株を買う。
- 海外のニュースに左右されにくい、安心できる会社にお金を移しておこう、という動きです。
この「お金のお引越し」が、この日の「日経平均は下がったけど、元気な株もあった」という不思議な現象の正体だったんです。
🔎 お金の流れをチェック！人気だった業種、不人気だった業種
具体的に、どんな業種（会社のジャンル）がお金の避難先になったのか、見てみましょう！
【人気が集まった業種（値上がりトップ３）✨】
- 不動産業 (+1.61%): お客さんもビジネスもほぼ国内。関税の影響は全くないので「安心だね！」と人気が集まりました。
- 空運業 (+1.55%): 飛行機会社ですね。こちらも国内のお客さんがメインなので、影響が少ないと判断されました。
- パルプ・紙 (+1.34%): 紙や段ボールを作る会社。これも私たちの国内での生活に根差した業種です。
【売られてしまった業種（値下がりワースト３）💦】
- その他製品 (-2.62%): ここには、あの大人気ゲーム機の任天堂が含まれています。海外での売上が大きいので、関税のニュースを直撃してしまいました。
- 機械 (-1.30%): 工場で使う機械などを作っている会社。海外に輸出することが多いので、心配されて売られました。
- 非鉄金属 (-1.15%): 銅やアルミなど。こちらも世界経済の状況に左右されやすいので、売りの対象になりました。
こうして見ると、投資家たちが「関税リスク」から必死に資金を逃がそうとしていたのがよく分かりますね。
🏢 あの会社はどうだった？注目の個別株をピックアップ！
もっと具体的に、いくつかの会社の動きを見てみましょう。この日の市場のストーリーがよく分かりますよ。
【ストップ安】ACSL (6232) 📉 ドローンを作っている会社ですが、この日は市場全体の動きとは全く関係なく、**会社内部の問題（元CEOの不適切な取引）**が発表されたことで株価が暴落してしまいました。市場全体のテーマも大事だけど、その会社自体のチェックも欠かせない、という教訓ですね…怖い！
【大幅下落】アドバンテスト (6857) 📉 半導体の検査装置を作る、日本のハイテク代表選手です。でもこの日は、「アメリカのハイテク株安」と「関税リスク」のダブルパンチで大きく売られてしまいました。日経平均を押し下げた主役の一人です。
【内需の星】三井不動産 (8801) 📈 輸出株が売られる中、キラリと光っていたのがこの会社。**「うちは国内ビジネスだから関税なんて関係ないよ！」**と、安心感を求める投資家の資金が集まり、株価は上昇しました。まさに「安全な避難先」ですね。
【意外な存在】スズキ (7269) 😐 自動車業界は関税のニュースで大打撃…のはずが、スズキは比較的影響が少ないと見られていました。なぜなら…**「そもそもスズキはアメリカで四輪車を売っていない」**から！「自動車＝輸出」と大雑把に考えるのではなく、一社一社のビジネスモデルをちゃんと調べることが大事なんだなと、すごく勉強になりました。
✅ まとめ：今日の動きから学んだこと＆今後のチェックポイント
7月2日の市場は、パニックで何でもかんでも売られたわけではなく、 「こっちは危ないから売って、こっちは安全だから買おう」 という、投資家たちの冷静なリスク判断の結果だったんですね。
今回のことから、私たちが学べるのは…
- 海外の大きなニュース（地政学リスク）は、株価に大きな影響を与えること。
- そんな時、お金は「リスクのある場所」から「安全な場所」へ移動すること。
- 「輸出関連」「内需関連」みたいに、会社のビジネスの特徴を知っておくのが大事だということ。
これから先、私たちが注目していくべきポイントはこんな感じでしょうか。
- アメリカとの交渉の行方（7月9日が期限！）: 一番大事なポイントですね。どうなるか固唾をのんで見守りましょう。
- 為替の動き（円安？円高？）: 円の値段がどう動くかも、輸出企業にとっては超重要です。
- お金の流れ: 引き続き「内需株」が人気なのか、それとも「ハイテク株」に元気が戻ってくるのか、注目していきたいです。
いや～、今日の市場は本当に奥が深いなと感じました。 世界で起こっていることと、会社のこと、両方にアンテナを張っておくことの大切さを改めて実感しました。
これからも一緒に、コツコツ勉強していきましょうね！💪
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