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企業分析

最強の投資!? 日本版「ダウの犬戦略」

ウクライナ情勢、資源価格など、

日々様々な要因で株価が変動します。

相場が不安定なときは、

中長期的な視点で銘柄を選定することも

いいのではないでしょうか。

その場合、もちろん業績や財務状況に

気を付けつつ高利回り銘柄が検討することを

おススメします。

そこで、銘柄選定の基準となる、

戦略が【ダウの犬】です!

「ダウの犬」戦略とは

米国を代表する指数の一つである、

NYダウから銘柄を選定する手法です。

ちなみに、「ダウの犬」とは

この場合「株価が安い」ことを意味しており、

いわゆる、バリュー株という事だそうです。

NYダウ構成銘柄

具体的には、ダウ平均構成銘柄30選のうち、

高配当利回り銘柄上位10銘柄に

投資する戦略です。

高配当かつ大型優良株に投資する、

という事ですね。

ただ、「高配当銘柄」に投資していては

株価が大きく下落してしまう、

減配や配当金が無くなるリスクもあります。

ですが、このダウ30銘柄は厳しい選定をクリアした

アメリカを代表する優良銘柄なので

倒産等のリスクは少ないことも

中長期投資には安心できるメリットだと思います。

分配金は再投資

本来は配当金は再投資します、が

私は配当金は、ぜいたくしすぎない程度の

自分へのご褒美を考えています。

特にほしいものがなければ、

再投資に回します。

銘柄見直し

毎年末に銘柄を選定し直します。

銘柄のパフォーマンスをチェックし、

見直しを掛けることで常に高パフォーマンスの

ポートフォリオをキープできますね。

日本版

今回の銘柄紹介は日本版になりますので、

「TOPIXCore30」から、

日本版「ダウの犬」戦略として

配当利回り上位10銘柄を紹介します。

TOPIXCore30 高配当上位10銘柄

コード社名業種PERPBR配当22/3/9
株価
22/9/30
株価
8316三井住友FG銀行業7.560.455.4736954024.0
8411みずほFG銀行業7.330.445.1214551562.5
4502武田薬品工業医薬品19.950.924.7832923767.0
8306三菱UFJ 銀行業7.210.494.91674.8651.5
8766東京海上HD保険業12.041.063.9362422565.0
※分割
7267ホンダ輸送機器7.560.483.8330693137
9432NTT情報通信11.621.623.0733733906
8031三井物産卸売業5.930.823.8829683089
8058三菱商事卸売業6.790.763.7840213968
9433KDDI情報通信13.581.883.1837274243
表① コードにGoogleFinanceリンク

すべて配当金3%以上で、

おそらく、誰でも知っている優良株ばかりだと思います。

10銘柄の平均配当利回りは約4%

PERは、

武田薬品工業以外は割安圏、

PBR1.0倍越えは、

東京海上HD、NTT、KDDIのみ。

総じて、割安銘柄と言っていいのではないでしょうか。

株価チャート(2022/3/22時点)

武田薬品

三井住友FG
みずほ
NTT
三菱UFJ
東京海上
本田技研
三菱商事
三井物産
KDDI

感想

三菱UFJ、東京海上HD、NTT、KDDI、

三菱商事、三井物産、は上場来高値更新を

更新しています!

地政学リスクなんのその、

非常に好調です。

本田、武田は反発期待ですね。

みずほ、三井住友銀行も金利上昇が

追い風になるのではないでしょうか。

目安金額

前述のとおり、

チャートは22.3/22日現在、

非常に好感が持てる推移をしており、

インカムゲインもキャピタルゲインも

狙える銘柄と言えるのではないでしょうか。

ただ、日本の株式売買は基本的には100株単位になりますので、

上記銘柄を100株ずつ、購入すると下記になります。

社名100株保有比率
三井住友FG¥369,50011.36%
みずほFG¥145,5504.48%
武田薬品工業¥329,20010.12%
三菱UFJ¥67,4802.08%
東京海上HD¥624,20019.20%
ホンダ¥306,9009.44%
NTT¥337,30010.37%
三井物産¥296,8509.13%
三菱商事¥402,10012.37%
KDDI¥372,70011.46%
表② (1株株価は表①より)

すべて100株保有の場合/合計:¥3,251,780

配当金は約13.4万円

同率で保有した場合

各証券会社で、

1株からでも株を買えるサービスが

増えてきていますので、

10銘柄すべてほぼ同率(10%)で

保有した場合は、

下記の様になります。

元金は100万円を目安としています。

1銘柄、10万円目安

社名株数金額
三井住友FG27¥99,765
みずほFG69¥100,430
武田薬品工業30¥98,760
三菱UFJ148¥99,870
東京海上HD16¥99,872
ホンダ33¥101,277
NTT30¥101,190
三井物産34¥100,929
三菱商事25¥100,525
KDDI27¥100,629
表③ (1株株価は表①より)

同率で保有の場合/合計:1,003,247円

配当金は約4.2万円

まとめ

まとめていて思ったのは、

非常に優良なポートフォリオが組めたのでは、

という事でした。

投資手法として名前がついているぐらいなので、

当然ですかね。

中小型株に見られるような、

大きな値上がりは期待出来ないと思いますが、

あくまで中長期保有なので、

問題ないと思います。

一番のリスクは、景気敏感株が半数以上を

占めているので、

景気動向に左右されやすいかなと。

その為にも、毎年末に見直しが必要ですね。

こちらも参考に

日本5大総合商社分析三菱商事、三井物産、住友商事、伊藤忠商事、丸紅 日本の5大商社株分析と比較をしています。...
パンダさん

株式投資はくれぐれも

自己判断でお願い致します!

参考資料:四季報、他

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最後に

TOPIXCore30全銘柄 

配当利回り順

コード社名業種PERPBR配当22/3/9
株価
8316三井住友FG銀行業7.20.415.683695
8411みずほFG銀行業7.10.45.51455.5
4502武田薬品工業医薬品25.50.965.473292
8306三菱UFJ銀行業8.30.494.15674.8
8766東京海上HD保険業10.11.063.936242
7267ホンダ輸送機器7.10.543.583069
9432NTT情報通信10.61.493.563373
8031三井物産卸売業7.10.963.542968.5
8058三菱商事卸売業8.70.963.534021
9433KDDI情報通信12.51.693.353727
8035東京エレクトロン電気機器15.56.693.2551740
8001伊藤忠商事卸売業9.21.433.163803
4452花王化学19.42.353.094794
6954ファナック電気機器20.52.452.9218825
4503アステラス製薬医薬品16.62.272.781799
7203トヨタ自動車輸送機器8.51.022.61845.5
7974任天堂他製品18.33.512.657600
4063信越化学工業化学11.72.142.4716175
6501日立製作所電気機器8.11.222.34998
3382セブン&アイHD小売業20.91.661.845433
6981村田製作所電気機器152.181.727263
4568第一三共医薬品70.63.451.132395
6273SMC機械22.42.721.1361830
9984ソフトバンクG情報通信16.20.740.954636
6367ダイキン工業機械25.93.230.8820355
6594日本電産電気機器32.84.280.748770
7741HOYA精密機器27.66.030.712870
6758ソニー電気機器15.21.840.5910940
6098リクルートHDサービス26.55.380.474454
6861キーエンス電気機器38.76.120.3852700