【2025年9月22日】 日本株市場レポート
高配当株投資家のための市場深掘り解説
市場概況
「日経平均株価、史上最高値を更新!」そんなニュースが飛び込んできた今日、皆さんのポートフォリオの調子はいかがでしたか? もしかしたら、「あれ?ニュースは景気がいいのに、自分の持ち株はあんまり上がっていないな…」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。実は、今日の相場はまさにそれ。一部の大型株が指数をグイッと押し上げた「二極化」相場だったんです。半導体関連などの超大型株が日経平均を強力に牽引した一方で、他の多くの銘柄はそこまで上がらなかった、まさに「銘柄選びの腕前が試される相場」でした。
日経平均株価
45,493.66円
+447.85円 (+0.99%)
TOPIX
3,163.17
+15.49 (+0.49%)
プライム市場騰落数
東証プライム 騰落レシオ(25日)
114.53 %
中立圏
☆ 120%以上……過熱に警戒
100% ……中立
★ 70%以下 ……底値ゾーン
日経平均株価 寄与度ランキング
日経平均の最高値更新は、アドバンテスト(+129.66円)や東京エレクトロン(+100.28円)といった半導体関連の値がさ株が大きく貢献しました。一方で、ソフトバンクG(-90.15円)が最も大きな押し下げ要因となるなど、まさに指数を動かす銘柄が限られた一日でした。
セクター動向
東証33業種別 騰落率 (上位・下位5業種)
半導体関連の強さを背景に「電気機器」が全体を牽引。原油高を受けて「石油・石炭製品」も堅調でした。一方で、これまで好調だった「海運」や、ディフェンシブな「情報・通信」からは資金が流出する動きが見られました。
電気機器 (+1.95%): 米国のハイテク株高の流れを引き継ぎ、半導体関連銘柄が軒並み上昇。指数への寄与も大きく、相場の主役となりました。
石油・石炭製品 (+1.43%): 原油価格の上昇を背景に、業績改善期待から買いが集まりました。ENEOSや石油資源開発などが年初来高値を更新しています。
銀行業 (+1.24%): 日米の長期金利が上昇したことで、銀行の利ざや(貸出金利と預金金利の差)改善への期待が高まり、セクター全体が買われました。
高配当株スポットライト
今日の市場で特徴的な動きを見せた高配当株をサイズ別にピックアップ。銘柄名をクリックすると株価情報ページに移動します。各項目をタップすると詳細な分析が展開します。
(注:データは2025年9月22日時点、または直近の決算発表時点のものを基に作成。)
特別注意銘柄
石油資源開発 (1662)
終値1,316円(+3.62%)
配当利回り
3.04%
【ネガティブ材料】 2026年3月期の配当予想は40円であり、これは株式分割を考慮すると前期の55円相当から実質的な減配となります。
【分析】 本日はセクターの追い風を受けて年初来高値を更新しましたが、将来の配当が減少する見込みである点には十分な注意が必要です。現在の利回りの高さだけで判断するのではなく、なぜ減配になるのか、その背景(業績変動や投資計画など)を精査することが重要です。
【株主還元方針】 投資と株主還元のバランスを取る方針を掲げていますが、将来の配当の安定性については慎重な見極めが必要です。
各種ランキング
コード | 銘柄名 | 現在値 | 前日比(%) | 利回り(%) |
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