【2025年9月19日】米株市場 優しい解説
利下げとAI大手提携で市場は歴史的上昇!初心者向けにポイントを解説
はじめに:歴史的な一日、何が起きた?
「最近よく聞く『株価が上がった』ってニュース、自分には関係ないかな?」なんて思っていませんか。実は、経済の大きな動きや、あっと驚くような企業のニュースが、私たちの生活にもつながる株価を動かしています。2025年9月18日のアメリカの株式市場では、まさにそんな「歴史的な1日」が訪れました。主要な株価指数がそろって過去最高値を更新したのです。
では、なぜそんなに株価が上がったのでしょうか?
主な理由は2つあります。1つは、アメリカの経済全体に関わる「利下げ」という大きなニュース。もう1つは、AIチップの王様「Nvidia」と、コンピューターの心臓部を作る巨人「Intel」が手を組んだ、というビッグニュースです。
この記事では、投資を始めたばかりの方でもスッキリわかるように、専門用語もかみ砕きながら、この日のマーケットで何が起こったのかを一緒に見ていきたいと思います。
市場全体の動き:なぜ株価は上がったの?
まず、市場全体の元気度を示す「株価指数」がどうなったか見てみましょう。これらは、たくさんの会社の株価をまとめて計算した、いわば市場の成績表のようなものです。
主要指数名 | どんな指数? | 終値 | 騰落率 |
---|---|---|---|
S&P 500 | 米国の代表的な500社の株価から算出 | 6,631.96 | +0.48% |
ダウ工業株30種平均 | 厳選された優良30社の株価から算出 | 46,142.42 | +0.27% |
ナスダック総合指数 | IT・ハイテク企業など新興企業が多く含まれる | 22,470.72 | +0.94% |
ラッセル2000 | 米国の小型株2000社の株価から算出 | — | +2.50% |
理由①:景気の追い風になる「利下げ」
この日の株価上昇の最大の立役者は、アメリカの中央銀行にあたるFRBが「利下げ」を決めたことです。
サクッと解説:利下げとは?
世の中のお金の流れを調整する中央銀行が、政策金利を引き下げることです。金利が下がると、企業はお金を借りやすくなり、新しい事業や設備投資に積極的になります。個人もローンを組みやすくなるので、消費が活発になる効果が期待されます。これが経済全体を元気づけ、株価が上がりやすくなる、という仕組みです。
FRBの議長が、景気をより重視する「ハト派」的な姿勢を見せたことで、投資家たちは「これからもっと景気が良くなるぞ!」と安心し、積極的に株を買い始めたのです。
注目の企業:AI業界のビッグニュースと明暗
理由②:AI業界に激震!NvidiaとIntelが歴史的タッグ
もう一つの大きなニュースは、半導体業界の巨人2社による電撃提携です。
- Intel (インテル): パソコンの頭脳であるCPUを作っている超有名企業。このニュースで株価が1日で +22.77% も急騰!
- Nvidia (エヌビディア): 今話題のAIに使われるGPUという半導体で、世界をリードしている企業。そのNvidiaが、Intelに約50億ドルも出資し、一緒にAI向けのチップを作ると発表したのです。
サクッと解説:なぜこれがすごいの?
これは単なる協力ではありません。AIの王様であるNvidiaが、Intelの技術力を認めた「お墨付き」を与えたようなものです。アメリカ政府も国内の半導体産業を後押ししており、この提携は「オールアメリカ」でAI技術のリーダーシップを盤石にする、という国家的な意味合いも感じさせます。この大きな期待感が、Intelの株価を爆発的に押し上げました。
他にもこんな注目企業が!
89bio (89バイオ)
スイスの大手製薬会社に買収されることが発表され、株価がなんと+85.14%も上昇しました。
CrowdStrike (クラウドストライク)
AIを活用した新しいサイバーセキュリティの仕組みを発表し、こちらも+12.82%と大きく株価を伸ばしました。
好調な市場でも…決算で明暗が分かれた企業たち
市場全体がお祭りムードでも、すべての企業の株価が上がったわけではありません。会社の成績発表である「決算」の内容次第では、厳しい評価を受けることもあります。
サクッと解説:決算ってなに?
企業が「この3ヶ月で、これだけ売上があって、これだけ利益が出ました」と成績を発表することです。投資家はこの内容を厳しくチェックします。特に、会社の利益を示す「EPS(1株当たり利益)」や、今後の業績見通しを示す「ガイダンス」が市場の期待に届かないと、株価は下がってしまいます。
FactSet (ファクトセット)
金融データを提供する会社ですが、決算内容と今後の見通しが市場の期待を下回り、株価は-10.35%下落してしまいました。
Darden Restaurants (ダーデン・レストランツ)
人気レストランを運営する会社ですが、売上は良かったものの利益が予想に届かず、-7.68%の下落となりました。
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