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ダウの犬戦略_日本版2025年【Dogs of the Dow】

 
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こんにちは！

今回はダウの犬戦略2025年について書いていこうと思います。

よろしくお願いいたします。

目次
  1. ダウの犬　とは
  2. 日本版ダウの犬戦略
  3. まとめ

ダウの犬　とは

ダウの犬戦略の概要

  • ダウ30銘柄の中から配当利回りの高い10銘柄を選定
  • その10銘柄に均等額ずつ投資
  • 1年間保有
  • 翌年の年初に再度ダウ30の中から配当利回りの高い10銘柄を選定し、ポートフォリオをリバランス

ダウの犬戦略のメリット

  • シンプルで手間がかからない：年に1回のリバランスのみ
  • 堅実な大型株中心の投資：ダウ30銘柄は安定した企業が多い
  • 割安株投資の要素を含む

ダウの犬戦略のデメリット

  • 配当利回りの高さが「企業の健全性の低下」を示している場合がある
  • 特定の業界に集中してしまうリスク
  • 「株価成長」が重視されないため、全体のリターンが伸び悩む

インデックス投資をしつつ、高配当株にも投資している私のとしては安定的に長期にわたって配当金を出し続けてくれる企業を選びたいものです。

日本版ダウの犬戦略

アメリカ株ですと、HDV、SPYD、VYMといった高配当ETFがあるので実際には日本株でダウの犬戦略を考えてみたいと思います。

TOPIX Core30

それでは、どのように日本株から選定すればいいでしょうか。

参考にするのは、【TOPIX Core30】という指数です。

東証トピックスコア30（TOPIX Core30）は、東証株価指数（TOPIX）に上場する銘柄のうち、時価総額と流動性の特に高い30銘柄で構成される株価指数のことで、毎年１回構成銘柄の見直しが行われます。

では実際にどのような銘柄があるのか見てみましょう。

TOPIX Core30_一覧
銘柄名コード業種TOPIXに占める個別銘柄のウエイトニューインデックス区分配当利回り
日本たばこ産業2914食料品0.61%TOPIX Core304.62
セブン＆アイ・ホールディングス3382小売業0.73%TOPIX Core301.53
信越化学工業4063化学1.19%TOPIX Core301.9
武田薬品工業4502医薬品0.94%TOPIX Core304.74
第一三共4568医薬品1.03%TOPIX Core301.22
リクルートホールディングス6098サービス業2.24%TOPIX Core300.22
ダイキン工業6367機械0.62%TOPIX Core301.75
日立製作所6501電気機器2.57%TOPIX Core300.88
三菱電機6503電気機器0.69%TOPIX Core301.88
ソニーグループ6758電気機器2.96%TOPIX Core300.63
キーエンス6861電気機器1.62%TOPIX Core300.53
村田製作所6981電気機器0.57%TOPIX Core302.14
三菱重工業7011機械0.99%TOPIX Core300.92
トヨタ自動車7203輸送用機器4.20%TOPIX Core303.42
本田技研工業7267輸送用機器0.91%TOPIX Core305.27
ＨＯＹＡ7741精密機器0.97%TOPIX Core300.55
任天堂7974その他製品1.47%TOPIX Core301.4
伊藤忠商事8001卸売業1.40%TOPIX Core302.58
三井物産8031卸売業1.29%TOPIX Core303.05
東京エレクトロン8035電気機器1.29%TOPIX Core302.32
三菱商事8058卸売業1.28%TOPIX Core303.85
三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ8306銀行業2.93%TOPIX Core303.31
三井住友フィナンシャルグループ8316銀行業1.94%TOPIX Core303.19
みずほフィナンシャルグループ8411銀行業1.29%TOPIX Core303.41
東京海上ホールディングス8766保険業1.38%TOPIX Core302.77
日本電信電話9432情報・通信業1.18%TOPIX Core303.32
ＫＤＤＩ9433情報・通信業0.93%TOPIX Core302.93
ソフトバンク9434情報・通信業0.80%TOPIX Core304.37
ファーストリテイリング9983小売業0.80%TOPIX Core300.85
ソフトバンクグループ9984情報・通信業1.14%TOPIX Core300.49

構成銘柄はJPXより　https://www.jpx.co.jp/markets/indices/topix/*

証券コード順

配当利回りは2024年12月を参考にしています

流石に有名な企業ばかりですね。

ではこの中で配当利回りが高い上位10銘柄をピックアップします。

配当利回り上位10銘柄

TOPIX Core30_配当利回り上位10銘柄
銘柄名コード業種配当利回り過去１０期
増配減配据置
本田技研工業7267輸送用機器5.27増８減1据1
武田薬品工業4502医薬品4.74増1減0据9
日本たばこ産業2914食料品4.62増８減１据1
ソフトバンク9434情報・通信業4.37増3減2据3
三菱商事8058卸売業3.85増9減1据0
トヨタ自動車7203輸送用機器3.42増7減0据3
みずほフィナンシャルグループ8411銀行業3.41増4減0据6
日本電信電話9432情報・通信業3.32増10減0据0
三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ8306銀行業3.31増7減0据3
三井住友フィナンシャルグループ8316銀行業3.19増8減0据2
  • 平均配当利回りは3.95％
  • 銀行セクター3銘柄
  • 輸送機器セクター2銘柄
  • 卸売セクター１銘柄
  • 情報通信セクター２銘柄
  • 医薬品セクター１銘柄
  • 食料品セクター１銘柄

銀行セクターが３社入っていますので景気敏感よりのポートフォリオでしょうか。

時価総額も大きい銘柄から選んでいますので、突然破綻する可能性は少ないと思います。

ただし、大幅な株価上昇は見込みにくいかと思いますが冒頭で述べた通り、

長期でみれば安定的に配当金を受け取ることができるのではないでしょうか。

ソフトバンクの減配2が少し気になりますが、、

それ以外の銘柄はNTTを筆頭に、過去１０期で６銘柄が増配や減配なしと

頑張ってくれていると思います。

まとめ

本来の【ダウの犬戦略】では1年で銘柄を見直し入れ替えることになっていますが

長期投資という観点ではセクターバランスを見ながら銘柄を追加していくやり方でも

いいかもしれません。

以上、参考になれば嬉しいです。

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